「みなさんの防災に対する意識調査」
緊急特別企画 今、改めて防災について考える vol.1
こちらに掲載されている記事の、ポイント獲得・抽選応募期限は終了しております。
9月6日未明に発生した平成30年北海道胆振東部地震により、被災された皆さまに心よりお見舞申し上げます。
本地震発生前にエネモール会員のみなさんにお聞きした防災についての意識や、防災のために実行しているアイデアなどをご紹介していきます。
意識調査の結果
防災のために実行していること、実行していないがしなくてはいけないと思っていること
(エネモール会員さま1,183名にお答えいただきました)
※2018年6月実施

※「実行している」の数字の多い順
非常用食品の備蓄 、非常用飲料水の備蓄、非常用持ち出し袋の準備、家具などの転倒・落下防止策、家族間での連絡方法の確認は、どれも約30%以上の方が実施しなくてはいけないという意識がありながら、「実行している」数字よりも多いという結果になっています。しかも「実行している」の回答がすべて35%以下という結果で防災に対する意識が高いとは決して言えない結果となりました。
そこで防災対策を実行するきっかけになるような、エネモール会員のみなさんからいただいた防災アイデアを25個ご紹介いたします。
(1)就寝時の工夫
①夜の災害時にすぐ避難できるように外に行ってもいい部屋着を着て寝ている。
②枕元に翌日着る服を置く。
③枕元に靴を置く。
④枕元に懐中電灯を置く。
⑤枕元に携帯電話を置く。
⑥枕元に非常用袋を置く。
⑦枕元に、笛(ホイッスル)音の鳴るものを置く。持っていると閉じ込められた時など居場所を知らせることが出来るので携帯のストラップに付けるといいと思います。
⑧常備薬を防水袋に入れて非常用袋に入れておく。
⑨保険証のコピーを非常用袋に入れておく。
眼鏡が必要な方は非常袋に入れておくことも大事ですよね。

(2)落下物でケガをしないため及び、閉じ込められないようにするための工夫
⑩物が落ちてこないように、物の無い部屋で寝る。
⑪倒れてきそうな棚などの近くで寝ない。
⑫背が高い家具は置かない。
⑬タンス転倒防止器具の設置をしている。
⑭出入り口がふさがれないように、ドア・戸付近の家具の置き方に気を付ける。
⑮家具は倒れるかもしれない方向を考えて設置する。
⑯ドアを開けておく。
(3)避難の時の工夫
⑰窓から降りられるようにロープをベッドの足につけています。
(4)災害後のライフラインが途絶えた時のための工夫
⑱お風呂の残り湯を湯船にとっておく。
⑲食パンを冷凍保存しています。パンはすぐ解凍できるのと、そのままでも食べられるので。
⑳非常用トイレの準備をしておく。
(5)北海道の冬のための工夫
㉑冬の災害に備えて、灯油のポータブルストーブとカセットコンロとカセットガスを用意してます。
㉒薪ストーブを設置して、とりあえず暖を取れる様にしている。
㉓寝袋の用意をしている。
㉔古着を捨てずに冬の避難時の防寒に使う。
㉕新聞紙は防寒対策や汚物処理等々、災害時に便利なアイテムだと思う。

今回の地震で「まさか北海道にこんな大きな地震が…」と思った方は多かったのではないでしょうか?
今こそ防災対策準備を、できることからひとつずつ始めてみませんか?
Vol.2では「みなさんの防災についての疑問を専門家にお聞きしました」として、札幌市防災協会の専門講師の方に伺ってきましたので、そちらもぜひ参考にしてください。
「今、改めて防災について考える」記事一覧
Vol.1「防災に対する意識調査」 Vol.2「防災の疑問を専門家にお聞きしました」 Vol.3「防災対策の具体的な方法」 Vol.4「災害が起きたあとの行動」
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