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ほくでんヘルスケアコラム~冬に注意したい感染症編~
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「ほくでんヘルスケアコラム」では、皆様の健康や医療に関する情報をコラムで紹介いたします。
今回は、「冬に注意したい感染症」についてです。
この記事の監修者: 薬剤師 北山 ゆりの(ヘルスケアテクノロジーズ株式会社)
略歴: 薬剤師として臨床経験を積み、現在は企業の健康支援や健康相談サービスに従事。働く人々の心身の健康づくりをサポートしている。
(参考文献)
「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法,厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf
これからの季節は気温の低下や空気の乾燥などによって、さまざまな感染症が流行します。感染すると仕事や学業のほか、家庭内でも影響が出るため、日ごろからの感染対策が欠かせません。本記事では、寒さが増すこの時期から気を付けたい「インフルエンザ」と「おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)」について、特徴や予防のポイントなどを整理してお伝えします。日々の体調管理にぜひお役立てください。
インフルエンザ・おたふくかぜに正しく対処するために、それぞれの特徴について確認しましょう。
感染時には、以下のような症状が出ることが多いです。
インフルエンザ、おたふくかぜの感染のしかたは2通りです。
①飛沫感染(咳やくしゃみなどに含まれるウイルスを吸い込むこと)
②接触感染(手などに付着したウイルスが口や鼻に触れること)
感染対策の基本は「ウイルスに触れないこと」「ウイルスへの抵抗力を上げること」です。では、実際にどのような対策をすればいいのでしょうか?
― 手洗い、うがい、マスクの着用、消毒
付着したウイルスが体内に入らないように、手洗い・うがいをこまめに行ったり、マスクを着用したりしましょう。インフルエンザ、おたふくかぜについては、アルコールによる消毒も有効です。これらの対策が、飛沫感染や接触感染を防ぐ効果的な手段になります。
― 換気
室内の換気を十分に行うことで、ウイルスを含む空気が室内にとどまりにくくなります。
寒い時期は特に換気を控えてしまいがちですが、1時間に2回以上のこまめな換気を心がけましょう。
ウイルスへの抵抗力を上げる方法のひとつが「予防接種」です。ワクチンは感染自体を防ぐほか、症状の重症化予防にも効果を示します。
近年では、鼻から接種するタイプのインフルエンザワクチンが登場し、接種方法の幅が広がってきています。2歳から18歳のお子さんまでが対象のワクチンです。
インフルエンザやおたふくかぜに感染した場合、周囲の人に感染させてしまう可能性があるため、感染対策に加えて外出を控えることが望ましいです。外出を控える日数などについては以下を参考にしてください。
― インフルエンザ
<外出を避けるべき期間>
①発症後5日が経過すること
②解熱後2日(未就学児の幼児は3日)が経過すること
<社会人の対応>※各企業の判断によります
― おたふくかぜ
<外出を避けるべき期間>
受診をすべきか判断に迷う場合には、健康医療相談チャットをご活用ください。
症状や状況に合わせ、緊急対応の必要性や受診先の情報をご案内できます。
ほくでんヘルスケアでは24時間365日、健康医療相談がご利用可能ですので、気になる症状があればいつでもご相談ください。
今回のコラムで紹介したほくでんヘルスケアの使い方は次の通りです。
是非ご利用ください!
<健康医療相談チャットの活用>
ほくでんヘルスケアの「診療・相談」をタッチして、次に「相談を開始する」をタッチします。
その後、相談する画面(カテゴリ選択画面)に進み、チャット画面に進みます。
入力画面に進み、チャットで質問を開始します。
ほくでんヘルスケアの詳細・アプリダウンロードについてはほくでんヘルスケアにてご確認をお願いいたします。
健康医療相談チャットについての詳しい使い方はこちらから
使ってみて!ほくでんヘルスケア!~健康医療相談チャット編~
※掲載情報は2025年11月30日時点のものです。

― インフルエンザ
発熱(38℃以上など比較的高いことが多い)、頭痛、関節痛、筋肉痛、だるさ、鼻水、咳など
― おたふくかぜ
発熱、頭痛、食欲不振、耳・耳下からあご周囲の痛みや腫れなど