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家電の神髄 vol.6

家電の神髄 vol.6「思い出を高画質で簡単録画 ビデオカメラ」

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家電の神髄―日進月歩は止まらない!のぞいてみたい、家電の今、昔。―

Vol.06
思い出を高画質で簡単録画。ビデオカメラ
ソニー
デジタル4K
ビデオカメラレコーダーハンディカム
FDR-AX40

8㎜映画やビデオカメラのおかげで、私たちは自分たちの手で家族の成長や日々の思い出を録画でき、振り返えることができるようになりました。今回は、ビデオカメラの歴史をプレイバックしてみましょう。


フィルムから磁気記録方式へ。

映像の技術が誕生したのはおよそ120年前。トマス・エジソンやフランスのリュミエール兄弟など名だたる発明家たちが撮影や投影方法を発明します。やがて昭和初期に8㎜映画が誕生すると、個人が映像を撮影できるようになりました。しかし、撮影自体は手軽でも音声はまだ記録できず、観賞するには現像したフィルムを映写機で写し出さなければいけない時間と手間がかかるものでした。
昭和40(1965)年、ソニーから世界初の家庭用VTR「ビデオコーダー CV-2000」が発売されます。民生用機器として初めて磁気記録方式になり、ビデオカメラとモニター、マイクロホンをつなげば音と動画の同時収録が可能な上、その場ですぐに見ることができるようになりました。本体のビデオコーダーは業務用に比べて10分の1、放送局用の100分の1の価格に抑えた画期的な製品でした。


一体型でコンパクトな、家庭用ビデオカメラの誕生。

ビデオテープが家庭に浸透すると、コンパクトな家庭用ビデオカメラが求められるようになりました。ソニーは8㎜ビデオの商品開発に力を注ぎ、昭和60(1985)年に、カメラ一体型8㎜ビデオ「CCD-V8」を発売します。小型化されたカメラの中にレコーダーを内蔵した一体型で、電子ビューファインダーでの即時再生も可能な上、当時としては軽量。簡単な操作で、誰でも撮影できるようになったのです。この手軽さが注目され、急速に家庭に浸透していきました。


美しい思い出をデジタル方式で記録する。

家庭で気軽に、さまざまな映像を記録できるようになって半世紀。記録方式はデジタルへと進化しました。昨年登場した最新機種は、手のひらに収まるほど小型になり、持ち運びと撮影がさらに容易にプロ並みの高品質な映像の撮影を容易にしました。


大画面で見ても綺麗なまま、驚きの映像美。

見ている景色と同じような色、質感で録画するために、ビデオカメラの解像度はフルハイビジョンの4倍にパワーアップしました。大きな画面で再生しても、肌の質感や周囲の風景が荒れることはなく、品質の高い映像を見ることができるのです。
また、気に入った瞬間を静止画にすれば、高画質のスチール写真を作ることができます。動画でも写真でも、両方で綺麗な思い出が残せるようになりました。


クリアな音で、映像に臨場感を。

映像に、撮影時の笑い声や会話が鮮明に記録されていると、思い出が蘇りますよね。内蔵された高性能なマイクは、音を多方面から拾い集めることができるため、臨場感あふれる音が楽しめるようになりました。さらに、マイクに近い撮影者の声は抑え、逆に離れた被写体の音を大きくしたり、風の音やノイズを減らすなどバランスがとれたクリアな音質を実現しました。


手ブレ知らずの映像が、思い出を鮮明に。

ビデオカメラが活躍する運動会や動物園。しかし、子供や動物など動きが早いものを撮る際に、映像の手ブレを抑えるのは至難の業です。カメラ本体が動いてもレンズが自動でバランスをとってくれる手ブレ補正機能を使えば、画面が揺れやすくなるズームアップでも、手持ちで動きながらでも、手ブレを気にせず撮影することが可能。家庭の映像が、プロにさらに近づきました。

子供の成長や旅行の記録など、一瞬一瞬を美しく記録してくれるビデオカメラ。見返した時に蘇る感動は一生の宝物でしょう。片手に収まる最新技術を存分に使って、過ぎていく日常を美しく記録してみませんか?


  • ●取材協力:ソニー株式会社
  • ●記事提供:株式会社あるた出版
  • ※「家電の神髄」は、月刊情報誌「O.tone」誌面内でも連動して掲載中。
    雑誌では発売当初の製品にスポットを当てて紹介しています。
製品情報

ソニー/デジタル4Kビデオカメラレコーダーハンディカム FDR-AX40

総画素数
857万画素
有効画素数(動画)
829万画素※1
イメージセンサー
1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー
手ブレ補正機能
空間光学方式※2+インテリジェントアクティブモード(5軸)※3
ズーム(動画)
光学20倍(デジタル250倍)・全画素超解像40倍(HD)・30倍(4K) ※4
内蔵メモリー(GB)
64
連続撮影時間※5(HD・4K)
約3時間30分※6・約2時間30分※7
本体質量(g)
510
※1 アクティブモードOFF時
※2 4K撮影時はアクティブモード
※3 HD記録モード時
※4 手ブレ補正設定が、アクティブまたはインテリジェントアクティブの場合
※5 満充電の付属バッテリー使用時。
※6 HD画質での出荷時設定(FHモード)の時
※7 4K画質での出荷時設定(4K/30p 60Mbps)の時

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