あの街のいいところ知りたい! めぐり旅 ぐるっと北海道
vol.17 Bakery&Sweets Café Pan de Pan(パン デ パン)
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都市でありながら、釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園、厚岸霧多布昆布森国定公園と、3つの自然公園を有する、世界的にも珍しい地域、釧路地区。手つかずの原始の自然には、貴重な動植物が生息し、湿原や湖が生み出す気候ゆえ、日本一の霧の街としても有名です。
今回は、その独自の風土が生む「この地ならでは」が育まれる釧路エリアをめぐります。

Bakery&Sweets Café Pan de Pan
阿寒湖畔でホッと一息
旅に彩を添える
おもてなしのパン屋さん

原始の大自然が息づく阿寒摩周国立公園。多彩なアクティビティが楽しめ、天然記念物であるマリモや阿寒湖温泉、アイヌ文化の発信拠点としても有名です。
阿寒湖アイヌコタンは、日本最大のアイヌ集落。アイヌ伝統工芸の職人のまちであるとともに、受け継がれた伝統文化に現代の技術を掛け合わせ、世界的にも評価されるエンターテインメントに仕立てた、心に残る体験を旅人に提供しています。
「Pan de Pan」は、“地の物語”をテーマにしたおもてなしの宿を展開する、鶴雅グループが運営するパン屋さん。雄阿寒岳の伏流水、阿寒百年水を使用し、原材料は根釧産のものを吟味して使っています。
店内には、アイヌの祭具や文様のモチーフが施され、赤を基調とした空間は、入っただけで気分が明るく元気になります。
店の奥はイートインスペースとなっており、カフェメニューも充実。阿寒湖畔を散策して、ホッと一息つきたいときに立ち寄れる、なくてはならない“休み処”です。
また、温泉街らしく、外には散策の疲れを癒せる「足湯」コーナーもあります。


「老若男女に喜ばれる店を」と、売り場には常時40~50種以上のアイテムが出揃います。
人気は、水を一切使わずに、小麦粉・牛乳・バターのみで作り上げた自慢の食パン 「ザ・クィーン」680円(税込)。もっちりと優しい口当たりに、程よく広がるミルキーな甘さ、焼くとさらに引き立つバターの風味も手伝って、濃厚で深みのある味わいです。地元はもとより、遠方からもこの食パンを目当てに店を訪れるのだそう。
もう一つの看板商品は、丸いフォルムに豆がたっぷりの「大納言ハーフ」480円(税込)。大納言小豆の優しい甘みが心も脳も満足させてくれ、食事パンにもおやつにもなる万能選手です。
カウンターのショーケースには、阿寒の自然からヒントを得たという、とびきりのスイーツが並びます。
オススメは、カスタードたっぷりの2種のシュークリーム!カラメルの香ばしい風味が広がる「めあかんシュー」と、オレンジリキュールでふんわり香り付けされた「おあかんシュー」各260円(税込)は、大人がトリコになる美味しさ!
2種類買って、ホテルでのリラックスタイムや、車中のおやつで食べ比べてみて。
また、3日前から予約すれば、デコレーションケーキの注文も可能!
阿寒湖温泉にゆっくりと宿泊してのお祝い事や記念日、ご褒美旅行も、忘れられない思い出になりそうです。
阿寒の森が生んだ
美味しい水と空気が作る
香り豊かなパン&スイーツ
Bakery&Sweets Café
Pan de Pan(パン デ パン)
【住所】
釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目6-6
【電話】
0154-67-4188
【営業時間】
9:00~17:00(ドリンク L.O16:00)
【定休日】
水曜

※掲載情報は2021年8月4日時点のものです。

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