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それいけ「ほくでん」探検隊

Vol.21 インターステラテクノロジズ株式会社

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それいけ「ほくでん」探検隊 Vol.21

今回の
探検場所

インターステラ
テクノロジズ株式会社

圧倒的な低コストを実現させ、ロケット製造・開発・打ち上げをしている、インターステラテクノロジズ株式会社。
近い将来は人工衛星を搭載できるロケット打ち上げも予定しているのだとか。
北海道民の夢と希望を乗せて飛び立つ日も、もう間近です!

一人でも多くの仲間を増やしながら、誰にでも開かれた宇宙開発を実現させます!

インターステラテクノロジズ株式会社 ビジネスディベロップメント部 広報 マネージャ 中神 美佳さん
インターステラ
テクノロジズ株式会社
ビジネス
ディベロップメント部
広報 マネージャ
中神 美佳さん

Vol.19Vol.20では、ほくでんが持つ宇宙関連産業への考えのほか、大樹町での取り組みをお伝えしましたが、今回はロケット開発や打ち上げで話題の、インターステラテクノロジズ株式会社をご紹介します。案内を担当してくれたのは、同社の中神美佳さん。
まず訪れたのは、未舗装の道路を抜けた先にある、同社のロケット射場「Launch Complex-0(ローンチ コンプレックス-ゼロ)」(通称:LC-0)です。この射場はロケットエンジンの燃焼実験のほか、同社で開発・製造され、通算7回の打ち上げ実績がある観測ロケット「MOMO」の打ち上げに使われています。もとは防衛省のジェットエンジン実験場として使われていた場所を同社が再活用しています。ちなみに、このすぐ近くに人工衛星打ち上げロケット用射場「Launch Complex-1(通称:LC-1)」が2023年度の完成を目指して作られるそうですよ。

同社では「みんなのロケット」という価値観を重視しています。近年、国が主導していた宇宙開発から民間へと移行しているなかで「仲間を増やしながら多くの人達と力を合わせて宇宙に行こう」という精神を大切にしているそうです。この考えに共感し、スポンサーや技術協力などで応援してくれるのは、企業だけでなく個人までと幅広いそうですよ。
ロケットに企業名や商品名を付けて飛ばしているのも同社ならではの発想です。
驚いたのはロケット発射台など打ち上げに必要な設備のほとんどを自社で作っているというのです。これにより、ロケットをより安価に飛ばすことが可能となりました。「低コストで量産できるロケット開発を実現することで、より多くの企業や団体が宇宙産業に参加できる機会を増やしていきたいですね」と中神さん。これからも「誰にでも開かれた宇宙開発」の先駆者として、いろいろなチャレンジをしていくそうです。

最後に、大樹町内にある同社工場内も案内してもらいました。
今まで打ち上げたロケットの展示もありましたが、現在製造中の機体もあり「宇宙開発」に携わる多くの人が懸命に取り組んでいました。
そして驚きだったのが、これから開発されるという、超小型衛星打ち上げロケット「ZERO」の実物大バルーン模型でした。直径1.7メートル、全長24メートル、総重量30t、積載重量150kgの新型ロケットですが、2023年度の打ち上げを予定しているそうです。
ほくでんも支援しているSPACE COTAN株式会社が運営する民間宇宙港「北海道スペースポート」が本格運用され、機能を十分に発揮したあかつきには、宇宙に憧れがある人だけでなく、北海道に住むたくさんの人の夢と希望を乗せて、より多くの同社製ロケットが打ち上げられることになるでしょう。

さて、今回で「それいけ ほくでん探検隊」は、最終回となります。
北海道内だけでなく、道外などさまざまな場所を探検してきました。
新型コロナウイルスの影響で、世の中はまだまだ落ち着かない日々が続いていますが、ほくでんは電力を作ることだけでなく、みなさまの「暮らし」が一層豊かになるようにゼンリョクでチャレンジし続けていきます!

これからも、よろしくお願いいたします。一年間、応援ありがとうございました!

※掲載情報は2022年3月25日時点のものです。

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