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ほくでんヘルスケアコラム~夏の体調変化と過ごし方の工夫編~
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今回は、「夏の体調変化と、過ごし方の工夫」についてです。
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この記事の監修者: 看護師 鈴木 千津(ヘルスケアテクノロジーズ株式会社)
略歴: 看護師として臨床経験を積み、現在は企業の健康支援や健康相談サービスに従事。働く人々の心身の健康づくりをサポートしている。
7月、8月は暑さが続き、生活リズムが少し乱れやすい時期です。
大きな不調はないけれど、「なんとなく疲れが抜けない」「食欲が落ちた気がする」「眠りが浅い」と感じることはありませんか。夏の体調の変化は目立ちにくく、気づかないうちに積み重なっていることもあります。
今月は、そんな夏特有の体調と、日常でできる整え方を整理し、日々の暮らしの中で気軽に取り入れられそうな内容をお伝えいたします。
気温や湿度の高さ、冷房との温度差、冷たい飲食物など体にとって刺激が多い季節です。
汗をかくことで水分やミネラルが失われやすく、体は体温調整や内臓の働きにエネルギーを使い続けることになります。その影響で疲れが抜けにくくなったり、胃腸の働きが落ちて食欲が低下したり、体が休息モードに切り替わらず眠りが浅くなったりといった変化が表れやすくなります。
夏の体調管理はがんばるよりも、体にかかる負担を減らす視点がヒントになります。すべてを完璧に整えようとせず、今の生活の中で少しだけ楽になる工夫を取り入れてみてください。
ここでは、「疲れが抜けない」「食欲が落ちる」「眠りが浅い」といった夏に感じやすい不調に対して、日常でできる工夫を紹介します。
【自宅でできる、具体的な取り組み】
①水分補給は“こまめに少しずつ”
一度にたくさん飲むと胃腸にも負担がかかるので、喉が渇く前に少量ずつ摂取することがポイントです。1日当たり約2リットルを目安に、発汗量に応じて水分やミネラルを摂取しましょう。
②冷やしすぎない工夫
冷房は体を守る一方で、冷えの原因にもなります。羽織ものやひざ掛けを使い、無理のない範囲で体温調節の余地を残しておくことが大切です。
③栄養を意識した食事
暑さで食欲がなくなりがちな夏は、口当たりの良い麺類や冷たい飲み物などに偏りがちです。たんぱく質やビタミンB1の摂取を意識することで、回復の土台が整いやすくなります。
たんぱく質を含む食品:肉類、魚介類、卵、乳製品、米、小麦など
ビタミンB1を含む食品:豚肉、大豆製品、うなぎ、玄米、ナッツなど
また、梅干しやレモンに含まれるクエン酸は、エネルギー代謝に必要な成分であり、疲労回復効果が期待できます。クエン酸を多く含む食品として、梅干しやレモンの他に、オレンジやグレープフルーツ等の柑橘系に含まれています。さっぱりしていて、暑い夏には食欲増進の助けになってくれるかもしれません。
④眠る前のクールダウン
就寝前に照明を落とし、スマートフォンを見る時間を短くするだけでも、体は「休む準備」に入りやすくなります。また、睡眠のための適温は20度前後、湿度は40-60%が良いといわれています。ご自身が過ごしやすく、心地よいと感じられるような温度と湿度を空調などで調整して、ゆっくり休みましょう。
セルフケアを続けていても、体調や生活リズムの変化が整理しきれず、不調が長引くこともあります。そんなときは、今の状態を言葉にしながら一緒に整理していくことが、次の対応を考えるヒントになることがあります。体調や生活の変化について専門家と一緒に話しながら整理ができるほくでんヘルスケアを通して、今の自分に合った過ごし方やケアを考えるきっかけにしてみるのも一つの方法です。
暑さの中で頑張りすぎず、自分の体の声を聞く7月、8月に。このコラムが、そのきっかけのひとつになれば幸いです。
※掲載情報は2026年3月10日時点のものです。