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聞いトク!知っトク!プロトーク Vol.05

わくわくさん 久保田雅人さん

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聞いトク!知っトク!プロトーク WAKUWAKUSAN KUBOTA MASATO

毎日暑い日が続きますね。8月は夏休み中のお子さまやお孫さまと過ごされている方も多いのではないでしょうか。さて、夏休みといえば「自由研究」。そこでお話を伺ったのは、工作の伝道師わくわくさんこと久保田雅人さん。わくわくさんが思う、工作の魅力とは?最後にご紹介する簡単にできる工作も必見です!


久保田雅人さん

久保田雅人さん Profile

NHKEテレで放送していた子ども向け工作番組『つくってあそぼ』『つくってワクワク』に「わくわくさん」として長年出演。 現在も「わくわくさん」としての活動を行っており、保育園、保育士さん向けに「工作教室」を開催して工作の楽しみを“工作の伝道師”として広めている。


聞いトク!知っトク! 01 ~ PROFESSIONAL TALK ~

親子で一緒に作る時間が、
かけがえのない宝物になる。

― 工作といえば、わくわくさん!というイメージです。子どもの頃から工作は好きでしたか?

そうですね、空き箱をつなげて船を作ったり、プラモデルを作ったり、いろいろなものを作っていました。私の父もいろいろなものを作るのが好きな人だったんです。しかも、サラリーマンなのに大工にスカウトされるほどの腕前!そんな人だったので、自宅にはハサミやノコギリ、ノミなどの道具がたくさんあって、よく手入れの手伝いをさせられたものです。今思うと、そういう環境で育ったことが少なからず影響したのかもしれないなと思いますね。

― たしかに子どもの頃は、ご家族の影響を強く受けますよね。

だから私としては、子どもたちには大人と一緒に工作をしてほしいと思っています。作ってみたけどうまくいかなかった…でもいいんです。上手に作れたかどうかより、親子で共有した時間の方がよっぽど大切なんですから。工作は物を作るだけじゃなく、思い出を作るもの。ぜひこの夏はお子さんやお孫さんと一緒に、工作に挑戦してみてほしいです。

聞いトク!知っトク! 02 ~ PROFESSIONAL TALK ~

子どもの力を伸ばすためにやるべきは
見守ることと褒めること。

― わくわくさんは、どうやって工作の材料を見つけていますか?

私は絶対、自分の手で触ってみます。硬さや手触りを自分で確かめて、どんなものが作れそうか考えます。材料探しはそんな風に、身近にあるものをお子さんやお孫さんと一緒に見てみるといいと思います。「これをどうしてみようか?」という風に観察してみる。あんまり難しく考えなくていいんです。

― 子どもと一緒に工作するときに、気をつけるべきことがあれば教えてください。

まずは、「もったいない」と言わない方がいいですね。たとえば、セロハンテープは子どもの力だと結構切りにくいものです。切りたいのに切れなくて、どんどんテープがのびていく…そこで「もったいない!」と叱られると、途端に創作意欲が止まっちゃうんです。だから、やみくもに叱るのではなくてどうしたいのか聞いてみる。そして必要な分だけ手を貸してあげてください。
それからもう一つ。お子さんが何か作品を見せてくれたとき、一言目は何が何でも褒めてあげてください。やりがちなのが「それなに?」と聞いてしまうこと。大人だって褒められるとうれしいしやる気が出ますよね。いいところを見つけて褒めてあげると、お子さんはぐんぐん伸びます。

聞いトク!知っトク! 03 ~ PROFESSIONAL TALK ~

材料は変われど、工作は不滅。
子どもたちのわくわくを作り続けたい。

― わくわくさんにとって「工作」ってどんな存在ですか?

人生みたいなものかな。とりあえずやってみようと始めたわくわくさんでしたが、やっているうちに楽しくなっちゃったんですね。子どもたちが作ること、そして自分で作ったもので遊ぶことまで楽しめるように、テレビでもイベントでもいつも真剣でした。
実は北海道には何度も訪れているんですよ。ほとんど制覇してしまうくらいたくさんの場所でイベントをやりました。北海道の子どもたちはおおらかでとっても可愛い!これからものびのび育ってほしいです。
今の時代にフィルムケースが手に入らないように、工作の材料は時代によって変わっていきます。でも、子どもたちが自分の手で身近なものを使って何かを作り出したいという気持ちは永遠だと思うんです。だからある意味、工作は不滅だと思っています。これからも子どもたちが、工作を通じて作る喜びや形にする楽しさを感じてくれたらうれしいですね。

SPECIAL CONTENT 夏休みに作ろう!わくわくさんの工作

わくわくさんが今回のために考えてくれた工作を3つご紹介します。
どれも材料は100円ショップで手に入るものばかり。
お子さまやお孫さまと一緒に、ぜひチャレンジしてみてください!

● 紙の工作で遊んでみよう!

色画用紙を切って折るだけで作れる、簡単な工作です。ヘビの工作は色や表情を変えて作るのもおすすめ。クレーンゲームは完成後にお子さまと勝負してみても盛り上がること間違いなしです!

※お子さまがハサミを使うときは、大人の方がそばについて怪我をしないようご注意ください。

ヘビの作り方はこちら

クレーンゲームの作り方はこちら


● ラーメンカップを使った工作に挑戦しよう!

空のラーメンカップで、ゴトゴト動くおもちゃ「ゴトゴトムシ」を作ってみましょう。紙の工作より材料も手順も多くなりますので、ひと工程ずつ丁寧に進めてくださいね。最後の仕上げは自由です!色や表情、飾りなど、お子さまと会話をしながら楽しく仕上げてください。

※ハサミやクリップを使う際は十分に注意してください。

ゴトゴトムシの作り方はこちら

INFORMATION

YouTubeにも楽しい工作が盛りだくさん!

公式YouTubeチャンネル「わくわくさんの工作教室」では、上記の他にも楽しい工作をたくさん紹介しています。自由研究のヒントもたくさん隠れているかも!?こちらからぜひチェックしてください。

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※掲載情報は2025年8月8日時点のものです。

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