ほっかいどうYORISUGURI編集室
【お米の玄人に聞く!】絶品おコメの楽しみ方!|旭川市 上森米穀店 ソロ飯・黒米うどん・きゅーと米
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<今回お話を伺った人>
お米の玄人。お米の好みや好きなおかずから、お客さん好みの最適なお米やブレンドを提案できる。
<YORISUGURI編集室スタッフ>
朝ごはんは絶対お米派。上森米穀店の卵かけごはん用のご飯ブレンドに衝撃を受けた。
今日はよろしくお願いします!早速ですが、鳥越さんはおかずに合うお米をブレンドした商品を多く販売されていますが、どこからその発想は湧いてくるのでしょうか?
題材にするおかずを単品で食べたときの印象を元に、味わいを最大限引き出すため、お米の役割はどうあるべきかを考えます。例えばエビフライであればソースをかけるのでお米はあっさりしたものの方が良いと思いますので、それに合う銘柄をベースにしながら他の銘柄とのブレンドを考えています。
なるほど!お米の役割をもとにして配合を決めているんですね!来店された人にも適した配合を教えてあげたりするのでしょうか?
当店はただの米穀店ではなく、お客さまのお米の好みやどのような用途で使うことが多いかなどを聞いてベースとする銘柄と配合を考えて販売する「そうだん米屋」を目指しています!
まさにお客さまのニーズに寄り添ったお米屋さんを目指しているんですね!配合以外に、お客さまにアドバイスをされていることはありますか?
配合だけでもおいしさは変わるのですが、炊き方によっても味は大きく変わります。お客さまが希望しているものに、できる限り近づけてあげたいので最適な水分量や浸水時間、炊き方についてもアドバイスをしています!例えば、お米の銘柄によりますが、最近のお米は品質がいいので水が透明になるまで研ぐと、うま味まで落ちてしまうよ!等を伝えます。話していると知らなかったと言われることが結構多いです。
それは家事の負担減にもなる上に、美味しくなるなんて、積極的に教えてもらいたいですね!鳥越さんは本当に丁寧に1人1人のお客さまに真摯に向き合っているんだなと思いました。この想いはどこから来ているのでしょうか?
もともとは自分の探求心からきていると思います。もとより工作をすることが好きで、新たなものを作ることが好きなんですよ。2代目からお店を継いだ時はどれだけ売れば利益が出るかという量に目がいっていたんです。ただ、スーパーなどの競合もありさらに多くの量を売ることは難しかったんです。
そんな時に、とある方々との出会いがあり、自分がどうしたいのかを話していくうちに、やりたいことが分かるようになって、お客さまが真に求めるものを提供するという今の形にたどり着きました。
紆余曲折があって今の形となっているんですね。ちなみに旭川という土地で米穀店をやられている強みはありますか?
旭川はすぐ近くに水田があることで、お米を作っていただいている農家の方と物理的にも関係性的にも距離が近いことだと思います。取扱いしている米の状況についてもすぐ把握することができるんです。当店のお米は5つの品種を扱っていますが、作っていただいている農家の方は1銘柄につき、1生産者の方でお願いしており、旭川で繋がりを大事にしているからこそと考えています。
上森米穀店では黒米も扱われていますがおすすめポイントをお聞きしてもいいですか。
玄米は多くの栄養素が取れることでよく知られていますが、黒米は、玄米では取れないポリフェノールが摂取できるため、玄米と一緒に炊くことでさらなる栄養を摂取できることもおすすめです!当店で取り扱いしている黒米は、北海道で唯一作られているきたのむらさきと言う品種で、とても希少なお米です!最近では、お米の高温障害が旭川でも起きるようになってきていますが、本州よりはひどくはないため品質の高いものを取り扱えています。お手軽にお楽しみいただくために、黒米を混ぜた「黒米うどん」もご用意しておりますので、是非お楽しみいただければ幸いです!
鳥越さんのお米も魅力的ですが、黒米も気になります!本日はありがとうございました!
鳥越さんのお米の玄人がおかずに合うようにブレンドした「ソロ飯」シリーズは、きらめくストアでご購入いただくことができます。その他黒米を使用したモチモチの「黒米うどん」、高品質なお米を贈答品でお渡しできる「きゅーと米」等もご用意しております。きらめくストアへぜひ遊びに来てください!
※掲載情報は2024年5月7日時点のものです。
YORISUGURI編集室のマサです。今日は旭川市にあります、上森米穀店さんにお邪魔しております。お米を知り尽くした代表の鳥越さんに、お米の楽しみ方をお伺いします!