【1つのトマトから広がる無限の可能性】情熱的なシェフが作る北見の至高のトマトソースをご紹介！｜北見市 たまごのじかん はじまりのトマトソース

ほっかいどうYORISUGURI編集室のタツです！

トマトソースはパスタをはじめとして、ピザやオムライス、チキンソテー等いろいろな料理に登場しますが、だからこそ美味しいトマトソースを食べたいですよね。

「はじまりのトマトソース」は、地元オホーツクのトマトだけで作られたこだわりのトマトソースで、このトマトソースから人の輪がつながってほしいという情熱から誕生しました。今回は「はじまりのトマトソース」を作り上げた三浦オーナーに詳しくお話を伺いました。

本日はよろしくお願いします。
まずは「はじまりのトマトソース」の誕生秘話をお聞かせください。

私はレストランを開く際に、国産のトマトで作られたトマトソースを使いたく、いろいろと探し回りましたが、なかなか見つかりませんでした。「見つからないのであれば自分で作ろう！そして自分と同じように国産トマトソースを探している人にも届けよう！」と決心し、最終的に自分で生産することにしました。

国産のトマトにこだわり、自ら生産されるとはすごい情熱ですね。

一からトマトの栽培をはじめるのはものすごく苦労されたのではないでしょうか。

挑戦の連続でした。まずはトマトの品種の見極めから。オホーツクの土地に合う品種かどうか、味や色はどうか、いろいろと試行錯誤しました。食用のトマトはみずみずしさがあった方が美味しいため、水分を多く含んでいますが、逆にソースにすると水っぽくなってしまいます。そのため、加工に適した品種を種から育てることにしました。

種からですか・・・

地元の農家さんが使用しなくなったビニールハウスを借りて野菜作りを行いました。初めてだったため、一気にトマトが育って房が混み合ってしまったり、腐らせてしまったりと失敗もいろいろとありました。

いろいろな品種のトマトを育てては、ソースを作る試行錯誤の日々。多くの挑戦を経て最終的にたどり着いた品種が「なつのしゅん」でした。「なつのしゅん」はさわやかな酸味と適度な甘みがあり、最大の特徴は鮮やかで美しい赤色をしていることです。

私もパスタソースとして使用した際に、綺麗な赤色だったのがとても印象的であり、見た目でとても食欲をそそられたのを覚えています。また、市販されている一般的な商品と比べて、採れたてのトマトの生き生きとした味わいを感じることができ、その違いに驚きました。

ありがとうございます。その生き生きとした味わいこそが、私が自分で栽培したトマトのソースにこだわった理由の一つです。さらに香りが良いのも「なつのしゅん」の特徴です。とてもさわやかな香りがします。

「はじまりのトマトソース」は北見のたくさんの人の協力があって出来た商品とお伺いしました。

その通りです。トマトの栽培にあたってビニールハウスを貸してくださった農家の方、トマトの加工や保管を引き受けてくれた工場の方、トマトのさらなる生産を引き受けてくれたNPO法人の方、ソースに合うパスタを生産してくれた製麺所の方など、北見のいろいろな方との出会いと協力を経て完成した商品です。

困難な状況に追い込まれても、自身が求めるトマトソースに向かって邁進される三浦オーナーの姿を見て、北見のみなさんも協力してくださったんですね！とても素敵なお話です！

私は、「社交の場を提供すること」が飲食店の重要な価値であると思っています。この考えから「はじまりのトマトソース」を購入いただいた方に、レストランの割引券をつけたのですが、なんと割引券を持って、関西や四国からお客さまが来てくれたのです。

「はじまりのトマトソース」によって遠い関西や四国の方ともつながったということですね！

そうです。北見までわざわざ足を運んでくれたことが嬉しかったですし、私が本来やりたかったことはこういうことだと思いました。トマトから人の輪がつながっていく、そういった価値を届ける存在であり続けたいと思っています。

「はじまりのトマトソース」のおすすめの食べ方はありますか。

「はじまりのトマトソース」をシンプルに楽しみたい時は、熱したニンニクのみじん切りとオリーブオイルにソースを入れ、塩コショウで味を調えるだけでOKです。ソースの濃度はパスタのゆで汁で調整してください。

これだけでも楽しめますが、このソースはベーシックなソースだからこそ、アレンジを楽しめるのも魅力です。例えば厚切りベーコンとなすを加えると、ボリューム満点の一皿になりますし、ズッキーニを加えるのも良いでしょう。食材を変えれば、まったく異なる味わいが楽しめますので、ぜひみなさんなりのアレンジをお楽しみください。

今回は「はじまりのトマトソース」の様々な魅力を知ることが出来ました。三浦オーナーありがとうございました！