vol.38 ルスツ羊蹄ファーム

道内有数の観光地、小樽。中心部には5つの商店街があり、体験に見学、食べ歩きにお買い物と、まち歩きの楽しみがいっぱい。明治・大正時代の繁栄を象徴する歴史的建造物が生む特有の風情も魅力です。
時代の栄華の後も、市民の力で観光のまちに育て、復興を遂げてきた小樽。
今回は、ガス灯が雪景色を一層ロマンチックに映す、歴史が薫るまち、小樽で老舗めぐり。
ちょっと足を伸ばして留寿都村も訪ねました！

「安心安全」と、食品においてよく使われる言葉です。「美味しさ」についてもさまざまな定義があります。
そのどちらにも信頼をおける、納得の豚肉に留寿都（るすつ）村で出合いました。
羊蹄（ようてい）山麓の澄み渡る環境の中、「ルスツ羊蹄ぶた」を生産する養豚農場「ルスツ羊蹄ファーム」。
HACCP（ハサップ）認証、JGAP（ジェイギャップ）認証農場の厳しい基準をクリアした、徹底した衛生管理で運営。アニマルウェルフェア（家畜の尊厳を守りストレスを与えない健康的な飼育方法）を取り入れた、豚にやさしい飼育環境の中、人の手で大切に育てられています。

養豚において、水とエサ、病気の予防は重要な要素。母乳をしっかり与えられ、母豚から免疫をもらってたくましく育っていく子豚たち。豚はたくさん水を飲む動物だそうで、羊蹄山の清冽な雪解け水をたっぷりと飲み、生育に応じて調合された、安全な植物性の飼料で健やかに成長します。
また、養豚で出る糞尿も無駄にせず、農業堆肥として契約農家のもとへ。地域循環農業の実践で、環境にも貢献しています。

放牧や自然の中でのびのびと、という響きは、健康で元気な家畜のイメージですが、その分、外からの汚染を受けやすいため化学薬品に頼らざるをえない側面も。管理された環境で衛生を徹底することは、何より豚の健康を守ることにつながり、薬品の使用を抑えることができるのです。そしてそれは、口にする私たちにも直結すること。豚にやさしくすることで、人の健康を守る。双方への敬意が「ルスツ羊蹄ぶた」に込められています。

大切に育てた元気な豚の肉は、加工品や豚肉料理として、目の前の人の笑顔に変わっていきます。
道の駅230ルスツの敷地内にある「ルスツ羊蹄ぶた 道の駅店」では、自慢の豚肉を使ったテイクアウトメニューがたくさん。注文を受けてから調理してくれるので、できたてアツアツ！どれもここだけの味です。
揚げたて絶品の「ヒレカツサンド」1,000円（税込）は、お土産でも持ち帰りたい、人気の看板商品。
特製の「カツカレー」1,000円（税込）は、豚と野菜の滋養が溶け込むまろやかなカレーに、厚切りのロースカツがジューシー！驚いたのは、ロース肉の脂の軽さ。豊富なオレイン酸のためか、脂身特有の重さがなく、健康な豚の脂ってこんなにライトなの？とびっくりしました。
コラーゲンたっぷりの「豚汁」550円（税込）は、冬のシーズンにはスキーの後の冷えた体に滲みわたります！

健康志向の方に断然オススメしたいのが、ルスツ羊蹄ぶたの加工品。「ザ・シンプル ソーセージ」700円（税込）や「極上ベーコン」1,700円～（税込）を始めとするすべての加工品は、塩・香辛料・蜂蜜のみで加工した完全無添加、化学調味料フリーなので、本物のお肉の旨味が味わえます。添加物を避けるために加工品を控えている方にとっては、安心して選べる価値の高い商品です。
道の駅やオンラインショップのほか、2月末まで「びじょネットオンラインマルシェ」サイトにておトクな送料無料で購入できます。ぜひお試しください！

※掲載情報は2022年1月12日時点のものです。

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