vol.37 町の寿司

道内有数の観光地、小樽。中心部には5つの商店街があり、体験に見学、食べ歩きにお買い物と、まち歩きの楽しみがいっぱい。明治・大正時代の繁栄を象徴する歴史的建造物が生む特有の風情も魅力です。
時代の栄華の後も、市民の力で観光のまちに育て、復興を遂げてきた小樽。
今回は、ガス灯が雪景色を一層ロマンチックに映す、歴史が薫るまち、小樽で老舗めぐり。
ちょっと足を伸ばして留寿都村も訪ねました！

小樽で食べたいもの、と言ったら、やっぱりお寿司ですよね。
全道的に見ても、まちにこれほど寿司店が密集している地域は他になく、全盛期には市内に130店舗以上の寿司店があったと言います。
その寿司を小樽の観光資源として発信し、「寿司のまち・小樽」の構築を支えた老舗5店が立ち並ぶ、「小樽寿司屋通り」。それぞれの持ち味を生かしながら、小樽の寿司の魅力を伝え続けています。
その小樽寿司屋通りで、「うちは庶民的だから、気軽に入って！」と女将が明るく出迎えてくれる「町の寿司」。アットホームな雰囲気と気兼ねのない心地よさで愛される、創業54年の老舗です。

まずは食べてほしい！店主オススメのネタを揃えた「おまかせ寿司（11貫）」4,400円（税込）。
地元近海を中心とした新鮮な魚介の味わいを、独自でブレンドした自慢のシャリが引き立てています。
握り9貫に天ぷら・茶碗蒸し・汁物・デザートが付いた、一番人気の「スペシャル町のセット」4,070円（税込）は、食べたい品がいいとこどりのおトクなセット！
町の寿司名物「ウニ鍋」（時価）は、ウニがのったたっぷり野菜とうどんを卵でとじる、ここでしか味わえない一品。昨年の記録的不漁により当面の間提供を休止中ですが、他の鍋メニューも今の季節にオススメです！

「さまざまなニーズに対応して、すべてのお客さまに満足していただきたい」という想いが、先代から続く町の寿司のスタイル。老舗の寿司屋だからと敷居の高いイメージを持たずに利用してほしいと、より入りやすい店作りを心掛けています。
お子さま連れやファミリー大歓迎！生ものが苦手な人にも一緒に食事を楽しんでもらえるようメニューも工夫。介助犬などの同伴もOKで、一般客と分けた専用個室を用意しています。足元が不自由な方のために車いすも配備され、店内は全館バリアフリー。お手洗いも車いすのまま利用可能です。
事前予約で仕出しや出張料理にも対応してくれ、その他、宴会のお膳や会合の料理、イベントの際のお弁当なども注文できます。
さらに、1～3階までの各フロアは大人数にも対応。カラオケ設備もあるので催しなど多目的に使えます。
宴会や法要後の会食会場としてはもちろんですが、100名収容できるホールも備えているため、法要そのものをこちらで執り行うことも可能。法事会場からフロアを移動し、スムーズに会食の席につくことができます。
また、女子会や同窓会など、気の置けない仲間とは、時間を忘れて話し込みたいもの。こちらでは滞在の時間制限もなく、酒類を含め、なんと持ち込みも可能だそう！お誕生会なのでケーキを持参したい、とか、ちょっと特別なお酒を祝いの席で、などに利用できるので便利！個室もあり、多様なタイプの席をニーズに合わせて予約できます。

小樽の寿司を味わいながら、またとない時間を過ごす。
ゆっくり、心ゆくまでご家族やお仲間との時間を楽しみたいなら、町の寿司でのお食事はぜひともオススメです。

※掲載情報は2022年1月5日時点のものです。

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