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あの街のいいところ知りたい! めぐり旅 ぐるっと北海道

vol.30 羊蹄食品 まめ屋本店

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HO × エネモール あの街のいいところ知りたい! 地元民がすすめる! めぐり旅ぐるっと北海道

胆振エリア編

前回に引き続き、訪れたのは胆振エリア。
今回は食卓に、手土産に、贈答に、私たちの生活に欠かせない食品製造加工の会社をめぐり旅!伝統や企業努力、探求心に触れ、私たちの暮らしを豊かに満たしてくれる、人と自然の恩恵を感じました。

30

羊蹄食品 まめ屋本店

伝統と新しい感性を合わせ
ひとつひとつ大切に作る
大豆を味わうこだわり納豆

女性のイラスト

うに・つぶ・ボタンエビ丼

豆の産地としても有名な洞爺湖町。この地で、地元産と道産の大豆にこだわった納豆を製造する、羊蹄食品 まめ屋本店。
こちらで製造される納豆は、とにかく大豆の存在感がすごいのです。ご飯に対しての脇役、というより、納豆が主役!納豆そのものが一品という感じです。
それもそのはず、羊蹄食品が大切にしているのは、豆の美味しさを味わってもらうこと。しっかりと粒の存在感を感じ、大豆の個性と甘味が噛みしめるごとに広がる、大豆そのものを堪能する納豆。それを表現できるのは、昔ながらの製法で大豆本来の旨味を大切に守っているからです。
実は北海道は、現代の納豆製造の基礎を築いた地。まだワラの納豆菌が活用されていた時代に、旧北海道帝国大学の半沢洵教授が納豆菌を純粋培養することに成功。抗菌作用が高く、通気・保湿性に優れた経木(木の薄皮)と培養菌を使用する半沢式納豆製造法を確立し、現在のような容器に入った納豆の製造・普及に尽力しました。
羊蹄食品の納豆は、創業時からその伝統製法を守り、ひとつひとつ人の手で製造しています。

2代目社長の中居敏さんは、納豆といえば輸入大豆を使った小粒納豆が主流の時代に、大粒納豆の魅力と道産大豆の美味しさを伝道していった立役者。
豆はすべて中居社長が選び抜いた契約栽培大豆を使用し、豆の旨味が引き立つオリジナルの納豆菌を使用。
国内でも製造しているのはごく僅かとなった、経木の納豆 258円~(税込)は、羊蹄食品の人気商品。天然素材に包まれて育った納豆の香りと豊かな風味が魅力です。
これまで小粒納豆しか食べたことがないという方は、ぜひ、大粒納豆を試してみてください!

そんな羊蹄食品から、今年10月より新商品が発売!近年、健康効果に注目が集まる乳清(ホエー)と乳酸菌を納豆に加えた、その名も「酵福(こうふく)納豆(3個入り)」302円(税込)。
こちらは中居社長が構想から5年をかけて完成させた商品。難しかったのは、納豆菌と生きた乳清・乳酸菌を共存させること。納豆菌と乳酸菌は、そもそも活性環境が違う菌。納豆と乳酸菌食品を食べ合わせて効果を狙うことはあっても、「乳清・乳酸菌が入った納豆」を作るということは、温度管理を含め、もともと他の菌を寄せ付けない納豆菌とバランスをとるのがとても難しいのです。
乳酸菌は北海道で生まれた株を使用。乳清は地元、洞爺湖町レークヒルファームのものです。
和のイメージを覆すポップな包装は、洞爺湖の水や空をイメージした「洞爺湖ブルー」仕様。納豆特有のにおいも抑え、やさしい香り、やさしい味で女性や子どもにもより食べやすくなっています。道産細切り昆布入りのとろみあるタレも大好評です!
また、納豆菌と乳酸菌を摂取すると、腸内で乳酸菌が増えるという報告もあります。近年話題の腸活ブームに手軽で美味しい投資! 若い世代や女性の目に留まるパッケージも手伝い、美容健康に関心の高い層に人気が高まりそうです。
販売店舗は限られていますが、公式オンラインショップより購入できますよ!

道産大豆ひとすじ
熟練の手で丁寧に
昔ながらの味を伝える

羊蹄食品 まめ屋本店

【住所】
虻田郡洞爺湖町高砂町19-5

【電話】
0142-76-2466

【ホームページ】
http://www.natto-youtei.com/

【公式オンラインショップ】
http://shoping1natto.cart.fc2.com/

羊蹄食品 まめ屋本店 店舗外観

※掲載情報は2021年11月10日時点のものです。

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