vol.27 Cafe Bar May（カフェバーメイ）

広～い北海道。太平洋に沿う道央の西から東に並ぶ18の市町村からなる、胆振・日高地方。
略して「日胆エリア」は、水揚げされる魚介も農畜産物も、地域ならではの特色があります。
気持ちのいい秋風に誘われて、日胆エリアをめぐり旅です！

テーマはスマイル。苫小牧市内にある “大人も子どももみんなが笑顔になれるカフェスペース” Cafe Bar May。
「子どもに、おかえり！と言える環境で仕事がしたかった」という、店主の下山さとみさん。現役子育て中のママさんです。一軒家風の外観に、明るくポップな店内では、ランチ・カフェメニューのほか、クレープも販売。
好評の「日替わりランチ」1,100円～（税込）は、楽しみに来てくれるお客さんのため、メインは毎日変えているそうです。
北海道のラムソーセージが入った「ラムフランクソーセージのスープカレー」1,280円（税込）もイチオシメニュー。ラムソーセージ2本に9種類ほどの野菜が入って、しっかりしたボリューム！テイクアウトも可能です。

人気上昇中の「Mayクレープ」350円～（税込）は、味だけじゃなく目でも楽しませてくれる、食べるのがもったいないかわいさ！
生地はもちもちかパリパリタイプをお好みでチョイスできます。
クレープを始める前、全国のクレープを食べ歩いて研究したという下山さん。生地の質、味、甘み加減、クリームの量、バランス、創作力。実際に食べてみて学び、理想のイメージを固めていきました。
でも実は甘いものが苦手なのだとか。だからこそ生まれた、甘いものが苦手な人にもオススメな、Mayオリジナルのヨーグルトムースシリーズ。さっぱり感とふわとろな口溶けが人気で、リピーターも多いフレーバー。パリパリ生地との相性が最高です。そのほか、食事系クレープも食べ応え満点！
この時期は秋限定クレープが好評販売中ですよ。新作はFacebookをチェック！

入口には、彩りも鮮やかに苫小牧在住作家の手作り作品が展示販売され、見ているだけでもワクワク。テイクアウトの待ち時間も飽きることがありません。手仕事品を紹介するスペースを設けることで、作家さんの活動を応援する場にもなっています。
下山さんがカフェを運営するにあたり大切にしていることは“誰かの役に立つスペース作り”。
子どもたちが安心できる場所、学生が寄り道できる場所、子育てママがほっと息抜きできる場所。
いつもそこにあって、美味しいもの・リラックスできる空間とともに、集えるスペース、“居場所”を提供することです。
「人が好きなんです。いろんな人と関わりたい。だから今の仕事が楽しいし大好き！」と、生き生きと話す下山さん。その“ウエルカム”なエネルギーが、店を明るく、親しみやすい雰囲気で包んでいるのでしょう。

今年になって増えた新しいファミリー、写真の奥の方で寝そべってるゴールデンレトリバーのチャムくん。
ペットを飼いたいけれど飼えない人にも、せめて店に来て触れ合ってもらえたらと、お店で一緒にお客さまを迎えるカフェの看板犬です。
今後もカフェではさまざまな試みを思案中だとか。楽しみですね！

※掲載情報は2021年10月20日時点のものです。