Vol.12 ほくでんスマート電化ショールーム

前回に引き続き、「ほくでんスマート電化ショールーム」を久野 峻弥さんが案内してくれました。

今回はヒートポンプ温水暖房システムの説明からです。
屋外の空気や地中の熱と電気を利用して温水を作り、放熱パネルや床暖房に循環させて使う、非常に省エネ性が高い暖房機器です。温度ムラが少なく、輻射熱で家中隅々まで暖かいというのが特徴です。
また、部屋間の温度差を少なくでき、高齢の方に多い冬場の「ヒートショック」の予防にも役立ちます。
温水セントラル方式なので、床暖房にも使用できます。放熱パネル部分が高温になり過ぎない^※ので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えますね。窓の下に取り付けると、冬の結露防止にも大活躍です。

※メーカー・機種によっては、高温になる場合があります。

HOME IoT（モデル展示）

そして探検隊を驚かせてくれたのが、インターネットを利用して安心・便利な暮らしを実現する「HOME IoT」システムです。
外出先からスマートフォンでエアコンや照明、給湯機などを操作できます。家の戸締まりの状況なども確認できるので、閉め忘れて不安になったときも安心です。これからの時期は、外出先からエアコンを操作して、帰宅時に家の中を暖めておくこともできますよ。
スマートスピーカーで操作することもでき、「いってきます」と言うと、家中の照明とエアコンが全てオフになり、「ただいま」と言えばオンにすることもできるんです。
このような便利な暮らしには、住宅の設備を電気で制御することが必要です。すべてのエネルギーを電気でまかなうので、この先さらなる安心・快適な暮らしを実現するため、「スマート電化」の選択がおススメです！！と久野さん、アツく話してくれました。

続いて空気の熱エネルギーでお湯を沸かす、省エネ型電気給湯機「エコキュート」の説明もしてもらいました。（展示機器はネオキュート）
通常の電気温水器と比べ、空気の熱を利用してお湯を沸かすので、電力使用量が少なくすみます。さらに、夜間の割安な電気を使用するのでランニングコストも経済的です。貯水されたタンク内のお湯は、災害時の生活用水としても使えるので心強いですね。

また屋外に設置されている「V2H充放電器」も注目ポイントでした。
こちらを使用することで電気自動車へ充電できるだけでなく、災害時には電気自動車に貯めた電気を家庭で使うことができる仕組みになっています。電気自動車が今後ますます普及していくなかで欠かせない設備になるでしょうね。

環境に配慮され、家計にも大助かりな「スマート電化」は、これからますます注目を集める仕組みです。
この機会にぜひ、「ほくでんスマート電化ショールーム」で体験してください。

※掲載情報は2021年10月22日時点のものです。

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