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~北海道の地域を応援~発信!北海道いいものカタログ〔番外編〕

「北竜町お米のアイスストーリー」その2

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~北海道の地域を応援~発信!北海道いいものカタログ〔番外編〕

おうちにいながら
北海道地域応援企画!

北海道各地のメーカーや生産者のみなさんが、さまざまな想いを持って地域貢献を軸に開発した、世の中にあまり知られていない隠れた名品をご紹介する「発信!北海道いいものカタログ」。
その番外編としてお米を使った無添加のアイスクリーム「北瑞穂(きたみずほ)アイス (仮称)とそのアイスを生んだ北竜町について4回にわたってご紹介いたします。

※現在は仮称です。以下「北瑞穂アイス」と表記します。

「北瑞穂アイス」に関わる2組のご夫婦のお話

2回目の今回は、北竜町のお米農家で「北瑞穂アイス」の商品開発に関わった、北瑞穂生産組合 永井 稔さん、永井 美保子さんご夫婦、安達 明広さん、安達 直子さんご夫婦にお話しをお聞きしました。

永井 稔さん、永井 美保子さんご夫婦
永井 稔さん、
永井 美保子さんご夫婦
安達 明広さん、安達 直子さんご夫婦
安達 明広さん、
安達 直子さんご夫婦

永井さんは北竜町出身ということですが、ご実家を継がれて農業をされたのでしょうか?

永井 稔さん
祖父から続く農家です。3兄弟の末っ子なので、一度関東に出て別の仕事をしていたこともあったのですが、そろそろ父も年齢的に大変だろうと、自分が後を継ぐことを決めました。
それまではお米が中心でしたが、北竜町の特産品でもある「黒千石大豆」の栽培を始めました。まさしく畑違いの作物でしたが、黒千石大豆の機能性に惹かれました。生産者として、身体にいいものを作るということを大切にしたいと考えていたので、ぴったりだと思いました。

永井さんの農業に対する想いの原点ですね。

永井 稔さん
黒千石大豆は作る苦労はありますが、やりがいを感じているので、今も継続して栽培しています。今は面積の半分がお米で、4分の1はそば、その他は黒千石大豆と白大豆を作っています。お米は「ななつぼし」「ゆめぴりか」「きたくりん」「そらゆき」、そして今回の「お米を使ったアイス」を作るきっかけとなった「北瑞穂」の5品種を作っています。

作業中の永井さん
作業中の永井さん
北瑞穂園全景
北瑞穂園全景

安達さんは、どのようないきさつで農業を始めたのですか?

安達 明広さん
新規就農で北竜町に来ました。すごく農業がしたかったわけではなかったのですが(笑)。30歳までには一生続けられる仕事に就きたいと思っていて、その選択肢の中に農業があったので。酪農学園大学の学生だった時に「家族みんなで一緒にいることができるから、脱サラして酪農家になった」という方のところに1カ月ほど実習に行ったことがあり、その時の体験がきっかけになったのかもしれません。

安達 直子さん
朝起きて「俺、農業するぞ」っていきなり言われたんです。私も「農業ならいいかな…」って思って。私自身も元々、将来は自然豊かな場所に住みたいな、と考えていたので抵抗はなかったです。

竜西農場(安達さんの農場)
竜西農場(安達さんの農場)

今回ご紹介するアイスの原料の「北瑞穂」というお米ですが、このお米を作ろうと思ったきっかけは?

永井 稔さん
「北瑞穂」は加工用のお米で、米粉用の品種になります。お米の消費量が減少している中、米の新たな可能性を引き出して多様な使い方ができないかと、調べたり相談したりした上で考え、作付けをはじめました。需要が高まっているグルテンフリーといったアレルギー対策分野での米粉活用の可能性も感じています。

米粉で作ったパンは、よく見かけるようになってきましたが、米粉は需要として伸びてきているのですか?

永井 稔さん
米粉に関しては北海道より本州の方が盛んで、「北瑞穂」に関しては、まだまだ本州の方やインバウンド向けなのかもしれません。中国の方の健康志向は高いですから。
今は厳しいですが、コロナが終息に向かってきた時に、すぐ販売を拡大できるよう力を蓄えたり、知識を得たりして勉強しているところです。

安達 明広さん
米粉をどうやって売っていこうかということも考えています。その中のひとつが今回のお米を使ったアイスなんです。その他にも「北瑞穂」を使った商品の構想はあります。北海道のみなさんには「北瑞穂」という品種をぜひ覚えてもらいたいです。

米農家さんがアイスを作られるわけですが、奥さまお二人はこういったことは考えていましたか?

永井 美保子さん、安達 直子さん
元々、料理教室など、調理関係のことをしていたので抵抗はありませんでした。「北瑞穂」の米粉で作ったシフォンケーキがすごく上手に焼けたので、商品化するのはありだなと思っていたんです。

「北瑞穂」を広めるために最初に取り組んだのは、町内で料理教室を開くことでした。その時に協力してくださった方が甘酒アイスを作ってくれて、それがとても好評で。今考えると、この甘酒のアイスが「北瑞穂」というお米を使ったアイスのきっかけになったと思います。その時に「北瑞穂」が“米ゲル”という技術に適正があるということがわかり、これがアイスづくりに発展することになったのです。

北瑞穂アイス
北瑞穂アイス

米ゲル?初めて聞きましたが、どうやらこれがお米を使ったアイスの原点のようです。
次回は米ゲルについてのお話と、アイスができるまでをご紹介します。

※掲載情報は2021年1月13日時点のものです。

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