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~北海道の地域を応援~発信!北海道いいものカタログ〔番外編〕

「北竜町お米のアイスストーリー」その1

こちらに掲載されている記事の、ポイント獲得・抽選応募期限は終了しております。

~北海道の地域を応援~発信!北海道いいものカタログ〔番外編〕

おうちにいながら
北海道地域応援企画!

北海道各地のメーカーや生産者のみなさんが、さまざまな想いを持って地域貢献を軸に開発した、世の中にあまり知られていない隠れた名品をご紹介する「発信!北海道いいものカタログ」。
今回から番外編として、お米を使った無添加のアイスクリーム「北瑞穂(きたみずほ)アイス (仮称)とそのアイスを生んだ北竜町について4回にわたってご紹介していきます。

※現在は仮称です。以下「北瑞穂アイス」と表記します。

北竜町の場所

北瑞穂アイスの原料となったお米の話
~水稲農家全戸が低農薬に取り組む北竜町~

1回目の今回は、JAきたそらち北竜町支所 支所長 星野忠雄さんと、JAきたそらち北竜地区理事で、お米で作ったアイス「北瑞穂アイス」事業のリーダーでもある、北瑞穂生産組合 組合長 永井稔さんに、北竜町のお米のお話をお聞きしてきました。

JAきたそらち北竜町支所 支所長 星野 忠雄さん
JAきたそらち北竜町支所
支所長 星野 忠雄さん
北瑞穂生産組合 組合長・JAきたそらち北竜地区 理事 永井 稔さん
北瑞穂生産組合 組合長
JAきたそらち北竜地区 理事
永井 稔さん

北竜町が農薬節減の取り込みに力を注いでいるということですが、どのようなきっかけで取り組みを始められたのでしょうか?

星野 忠雄さん
北竜町の環境に配慮した米作りの歴史は長く、1988年から有機農業、低農薬の栽培に積極的に取り組んできました。
消費者のニーズに応えることが生産者の役目であり、産地が生き残る必須条件なのではないか、という青年部の想いが原点となっています。

北竜町の水稲農家の全戸で、農薬節減の取り組みを行っているそうですね。

星野 忠雄さん
平成に入ってから青年部のクリーン農業への取り組みに対する理解が着実に広まり、2004年には全農家が使用農薬成分を50%削減しました。さらに、地域が一体となるために「北竜ひまわりライス生産組合」が発足しました。
今では農薬節減米と特別栽培米、有機栽培米の作付面積は、全体の90%を超えています。全国でも町内全戸の水稲農家が、一同に取り組んでいるのはめずらしいです。

少ない農薬で最大の効果を発揮することは大変なことですが、「種子の温湯消毒」「土壌診断の徹底」「病害虫の発生をあらかじめ把握する体制」も構築しています。農家と農協が協力し、「北竜町」ブランドを確立してきました。
その実績が認められ「第46回日本農業賞」集団組織の部の大賞を受賞しています。

北竜町田園風景
北竜町田園風景

北竜町の低農薬のお米は「ひまわりライス」というブランドで販売されているようですが?

永井 稔さん
近年、北海道のお米の評価が高くなってきています。その中で、北竜町の「ひまわりライス」は低農薬という特徴もあり、だんだんと認知されてきています。
毎年秋になると道東圏を中心に、道外でも大阪や九州、沖縄まで新米のPRイベントをして周ります。かれこれ20年くらい続けています。

北竜町の農家が創意工夫と努力を積み重ねることで、安全な農産物を生産しようという意識と技術レベルが年々上がってきています。
私たちの米づくりをもっと消費者へ発信したいと思っています。

「ひまわりライス」は低農薬以外にこだわりや工夫はありますか?

星野 忠雄さん
低農薬はもちろんですが、味にも自信があります。
「ひまわりライス」はお米の味を左右すると言われている、たんぱく質の含有量が7.5%以下のお米だけに限定しています。そのため味のブレが無く、一定のおいしさを保っています。
また、低温倉庫で保管されたお米は、新米の味をそのままにお届けすることができます。

さらに「ひまわりライス」は生産情報公表農産物JAS規格も取得しています。商品に記載されている二次元バーコードを読み込むことで、生産情報(だれが、どこで、どのように生産したか)を確認することができます。これは水稲の生産組織としては全国で初めてのことです。

北竜町 ひまわりライス ななつぼし
北竜町 ひまわりライス ななつぼし

今回のアイスに使われているお米も「ひまわりライス」ブランドになるのですか?

永井 稔さん
原料のお米は「北瑞穂」という品種です。実はこのお米は米粉や麹などに加工される加工米なので「ひまわりライス」として販売されているものではありません。
しかし、他の北竜町のお米と同じように低農薬で作っています。北竜町全体の収穫量からすると「北瑞穂」は1%にも満たないものですが、それでも昨年の作付面積は4ヘクタールで、1年前より4倍に増えています。

北海道のお米の人気は上がっていますが、日本全体のお米の消費量は減少しています。お米の新たな可能性として、多様な使い方を検討しながら「北瑞穂米」を作っています。

北瑞穂の稲穂
北瑞穂の稲穂

「なるほど」と何度もうなずきながらお聞きしたお話でした。「お米には七人の神さまが宿っている」と子どものころに教えられましたが「お米には生産者さんの想いも宿っている」のですね。
次回はいよいよお米から作ったアイス「北瑞穂アイス」のお話を、永井稔さんと北瑞穂生産組合の方にお聞きします。お楽しみに!

プレゼント

「レアフルりんご」を含む、株式会社 天狗堂宝船のお菓子、特製ドレッシングなどのセット

こちらのコラムを読んでいただいた方の中から、北竜町産ひまわりライス3種セット(ゆめぴりか、ななつぼし、きたくりん 各2kg)を抽選で3名さまにプレゼントいたします。

※厳正なる抽選のうえ、賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます。

※当選賞品の発送は2021年3月初旬の予定です。

応募締め切り:2021年2月2日(火)

プレゼント応募&
ポイント獲得はこちら

※掲載情報は2021年1月6日時点のものです。

企画:ドーモニ 事務局

「ドーモニ」は株式会社エルアイズが運営する北海道のモニターサイト。
ドーモニに登録すると、飲食店の覆面調査や化粧品の試用モニター、アンケートの回答、グループインタビューの参加者の募集などが届きます。
16才以上の男女のみなさんに無料でご登録いただけます。
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