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いいものがたり ~北海道未来応援プロジェクト~

vol.54 奥尻島・株式会社奥尻ワイナリー/八雲町・服部醸造株式会社「うにソース」

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いいものがたり ~北海道未来応援プロジェクト~

北海道地図 vol.54 奥尻島・株式会社奥尻ワイナリー/八雲町・服部醸造株式会社「うにソース」

前回に引き続き、奥尻島にある奥尻ワイナリーでお話を伺いました。

株式会社奥尻ワイナリー
服部醸造株式会社

うにソース

うにソース

奥尻産のウニ、奥尻ワイナリーの白ワイン、服部醸造の一番だし昆布醤油を使った「うにソース」。これらの代表的な原材料のほかに、カツオやシイタケでうまみを加え、濃厚でとろみのある仕上がりになっています。パスタのソースとして使えるほか、海鮮や肉などと炒める際には、調味料としても活用できます。熱々のごはんにかけ、そのまま豪快に食べてもOK。常温保存できるので土産品としても最適な商品です。

商品開発の背景コロナ禍明けを見越した、新商品を開発

うにソース

奥尻産ウニと奥尻ワイナリーのワイン、服部醸造の一番だし昆布醤油を原料に作られた「うにソース」。製品開発の企画が持ち上がったのは2022年春。道南地区にある企業が、それぞれの得意分野を生かし協業できないかをテーマに開かれた会合で、奥尻ワイナリーと服部醸造が意気投合。そこから話は一気に進み、企画立案から販売開始まで、わずか1年足らずだったそうです。

奥尻ワイナリー・常務取締役の菅川仁さん(右)とブドウ畑の管理を務める館石十蔵さん(左)
奥尻ワイナリー・常務取締役の菅川仁さん(右)
ブドウ畑の管理を務める館石十蔵さん(左)

「もともとはコロナ禍明けを見越して、お互いの既存製品や、奥尻・八雲といった道南地区の魅力を売り込むきっかけとなる商品作りというのを目指していました。コロナ禍で疲弊した、われわれのような食品関連企業が協業することで、業績回復と同時に過疎が進む地元地域の活性化に繋げたかった」と、奥尻ワイナリーの菅川仁さん。

服部醸造・常務取締役の宮崎真弥さん
服部醸造・常務取締役の宮崎真弥さん

製造は服部醸造が担い、商品の成分分析やうにソースを活用したレシピ開発は、酪農学園大学・阿部茂(つとむ)教授への協力を仰ぎました。「納得のいく製品にたどり着くまで、発売日ギリギリまで改良を重ねました」と、服部醸造の宮崎真弥さんは説明してくれました。口コミで人気に火がつき、今では1カ月で1,000個以上売れるほどになりました。

地域紹介奥尻島だからこそ体感できる
「時間の流れ」が魅力

青く透き通る穏やかな海

奥尻ワイナリーの菅川さんには生まれ育った奥尻島の魅力も伺いました。「青く透き通る穏やかな海、耳を澄ませば聞こえる鳥のさえずり、人が少ないゆえの静けさ。どれもこの島ならでは。決められた観光ツアーで名所を巡るのも良いですが、奥尻島だからこそ感じられる、ゆったりとした時間の流れを満喫してほしいです」。

うにソース

奥尻島は北海道南西沖地震で発生した津波により甚大な被害を受けました。2023年は被災から30年という節目。現在は過疎化が進み「島に元気がない」と菅川さん。故郷・奥尻島を「被災した島」というイメージから、「活力ある島」に変えたいと力強く語ってくれました。「うにソース」が奥尻島の魅力を伝えるきっかけとなり、道南地区のさらなる活性化の起爆剤になることを期待したいと思います。

商品紹介

うにソース
うにソース

名称/しょうゆ加工品

原材料名/しょうゆ加工品(しょうゆ、砂糖、昆布、その他)(北海道製造)、水飴、うに、昆布エキス、白ワイン、ホワイトペッパー/香料、調味料(アミノ酸等)、アルコール、増粘剤(加工でんぷん、キサンタン、グァー)、酸味料、ビタミンB1、(一部に小麦・大豆を含む)

内容量/100g

賞味期限/180日

保存方法/直射日光を避けて常温で保管。開封後は冷蔵庫で保管してください。

価格/1,080円(税込)

商品問合せ先
服部醸造(製造・販売元)
https://maru-8.net/

ノーステック財団ロゴ

ノーステック財団は、北海道産業の振興と活力ある地域経済の実現、そして道民生活の向上を目的として、科学・産業技術の振興に関する事業を総合的に推進する財団です。
ご紹介した商品は、ノーステック財団が「ほくでん産業技術振興基金」を活用して、北海道の産業振興につながる地域企業の商品開発を支援して作られた商品です。

https://www.noastec.jp/

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※掲載情報は2023年10月20日時点のものです。

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