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いいものがたり ~北海道未来応援プロジェクト~

vol.40 江別市 酪農学園大学

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いいものがたり ~北海道未来応援プロジェクト~

北海道地図 vol.40 江別市 酪農学園大学

前回に引き続き、江別市の酪農学園大学で、過去の「いいものがたり」でも取り上げた商品の開発にも携わり、北海道の食品産業を支える研究をしている阿部茂(つとむ)教授にお話を伺いました。

「おいしい商品開発」が大切。
新技術を開発・普及し、道内の食品関連企業に貢献

酪農学園大学・阿部茂(つとむ)教授
酪農学園大学・阿部茂(つとむ)教授

「新たな食品加工技術や新商品の開発を行う」というテーマで研究活動する、酪農学園大学の阿部茂(つとむ)教授。企業や自治体から依頼を受け、指導するゼミの学生たちともに携わっています。「食品なので、いかにおいしいものであるかが重要で、見た目や食感などにもこだわった技術、製造法の提案ができるよう活動しています」と、阿部教授は話します。

道内の食品産業を支える取り組みに関する資料

道内で食品加工を手掛ける企業は中小企業が大多数を占め、商品開発に困っている場合が多いと言います。そこを手助けし、道内の食品産業を支える取り組みを行っています。学生も積極的に参加し、企業の商品開発の現場に学生が参加することは非常に有意義であるとも説明してくれました。

在学中に企業活動に参加。
北海道の食を支える人材を続々輩出

阿部教授が受け持つゼミの3年生たち
阿部教授が受け持つゼミの3年生たち。
企業の商品開発に参加中

「在学中に企業の食品開発に参加できるのは貴重な経験です。実際に販売される商品に関して、自分が携わる部分があるとプロの仲間入りができた気持ちになります。緊張はしますが、とてもやりがいのあることだと思います。将来的には北海道内で食品開発関連の仕事に就きたいと考えています」と、阿部教授が受け持つゼミの学生たちは話してくれました。

阿部茂(つとむ)教授とゼミの学生たち

阿部教授のゼミを卒業した学生たちは、商社や小売業をはじめ、食品加工などの企業に就職することが多いそうです。商品開発や技術開発だけでなく、流通の分野でも活躍しているそうですよ。北海道の「食」を、守り育む担い手が着実に育っていました。

変わり始める北海道の食材を活用した挑戦にも意欲

酪農学園大学内の牧草地と牛

近年、北海道ではブドウやミカン、水産品ではブリなどが獲れています。これには温暖化の影響があるとされていますが、これらの食材で新たな商品が生まれつつもあります。阿部教授は、これらの北海道産の素材を使って、新たなチャレンジをしたいとも話しくれました。引き続き、学生たちとともに作られる「新商品」に出会えることに期待をしたいと思います。

ノーステック財団ロゴ

ノーステック財団は、北海道産業の振興と活力ある地域経済の実現、そして道民生活の向上を目的として、科学・産業技術の振興に関する事業を総合的に推進する財団です。
ご紹介した商品は、ノーステック財団が「ほくでん産業技術振興基金」を活用して、北海道の産業振興につながる地域企業の商品開発を支援して作られた商品です。

https://www.noastec.jp/

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※掲載情報は2023年3月17日時点のものです。

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