エネさんぽ vol.44 増毛・留萌エリア編(4)「田中青果 留萌本店」

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田中青果 留萌本店

留萌といえば、全国にファンがいる「田中青果」に寄らずして帰れません！
1958（昭和33）年に設立し、野菜を漬物にして出したところ人気を博して、今では「ニシン漬けの田中青果」と呼ばれるほどその味はたくさんの人に愛されています。

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北海道の伝統の味として道内、本州からも注文が入るニシン漬けは「伝統製法に独自の技術を取り入れて作る唯一無二のものですね」と社長の田中欽也さんは言います。

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ニシン漬けは本幹の身欠きニシンを丁寧に下ごしらえし、下漬けでじっくりと乳酸発酵させた道産野菜と合わせて本漬けします。本漬けは麹を使ってある程度発酵させてから、北海道の冬の気候に設定した冷蔵庫に移し、菌を眠らせ熟成。この漬け替えで発酵をコントロールし、通年生産・全国発送を可能にしています。

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田中青果 留萌本店

「やん衆にしん漬」は、増毛町で漬物名人と呼ばれた本間ハマさん（欽也さんの母方の祖母）の味を受け継いだ逸品。低塩でみずみずしく、ニシンと野菜の旨味が凝縮された味わいです。冷凍保存が可能で、小袋500g 1,000円（税込）、真空パック200g 500円（税込）、大袋1kg 2,000円（税込）です。

※価格は本店のみの店頭価格です。

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田中青果 留萌本店

店内にはニシン漬けの他にも、定番人気の大根漬各種や、キュウリ、長イモ、赤カブ、ハクサイなどの漬物も並びます。

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田中青果 留萌本店

欽也さんの妻で、野菜ソムリエ兼ジュエルフルーツクリエイターである美智子さんが考案した、瓶詰のカラフルな野菜のピクルスも種類豊富に並びます。
また、ニシン漬けやカズノコ、野菜などをペースト状にした万能ソースも好評！

左：自社製品「にしん漬オイルソース」を使ったイチゴのパスタ（季節メニュー）
右：カットフルーツ（贈答用）

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田中青果 留萌本店

美智子さんが代表を務める隣接したレストラン「Love Vegetable TANAKA（ラブベジタブルタナカ）」では、漬物をアレンジした料理や旬の野菜・果物を使った青果店らしいオリジナルのメニューを味わえます。
ランチに必ず付くカットフルーツのおいしさも、ぜひ楽しんでくださいね。