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プロトーク vol.9

専門家のワンポイントアドバイス 掃除編「見落としがちなところをきれいにする」③

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専門家のワンポイントアドバイス「プロトーク」

見落としがちなところをきれいにする水廻りの掃除

毎日使う水廻りはちょっと掃除をさぼるとすぐに汚れたり、水アカがついたりと目に見えて汚くなります。毎日の掃除が大事ですね。お掃除のコツは、蛇口や水栓など光る箇所をしっかり磨くこと。この銀色がピカピカに輝くと水廻りがよりきれいに見えるのです。早速きれいにしてみましょう。

広沢 かつみ 氏 ひろさわ かつみ
広沢 かつみ 氏 ひろさわ かつみ
1968年生まれ、札幌市在住。
賃貸住宅情報誌CHINTAI札幌支社支社長、リフォーム雑誌「プランドゥリフォーム」編集長職を経て、2011年セミナー講師や執筆、リフォームコンサルタントの事業Clover Officeを創立。
2013年家事代行や片づけ業務、整理収納などを事業とするコレモッタ株式会社を設立。
北海道新聞「おうちが好き」の連載執筆のほか、NHK「あさイチ」ではスーパー主婦として片づけ・掃除の特集で出演するなどメディア出演多数。
著書に「玄関から始める片づいた暮らし」(青春出版社)。

キッチンの掃除

キッチンのシンクは、毎晩の夕食の後片付け後に、食器用洗剤や重曹を使ってスポンジで磨きます。週に1度くらいクレンザーを使って洗うとよいでしょう。

その際には蛇口も洗いましょう。忘れてはいけないのが蛇口の裏側。意外と表面だけを磨いている場合が多いので、裏側も忘れずにこすりましょう。

掃除の後はシンクとともに乾拭きをして、水気を取ると跡も残らずきれいになります。
また、少し掃除をさぼってしまったという場合は、クレンザーまたはクエン酸を使用してスポンジで磨きます。

蛇口の溝に溜まった水アカなどは、不要になったプラスチック製のカードでこすると汚れが取れ、重曹を少量の水で練ってこするとさらにきれいに。

お手入れの仕上げとして、不要になったストッキングを使ってこするとピカピカになります。

さらに、蛇口の先端はドライバーなどで外れるようになっています。もし、水の出が悪いようでしたら、外して中のカルキなどを掃除してみることをお勧めします。ただし、蛇口によって外し方などの手順が違いますから、必ず取り扱い説明書を確認して外してください。
できるだけ毎晩、シンクと蛇口、排水口をきれいに洗ってから就寝する習慣を付けると、汚れが溜まらずとってもラクです。

浴室の掃除

浴室も意外と掃除をし忘れている箇所があります。例えばシャワーヘッド。お湯の出る目が詰まるとシャワーの出が悪くなります。

ここにも水アカが溜まってくるので、爪楊枝などで汚れをかき出しましょう。数か月に1回ほどチェックすれば大丈夫です。

シャワーヘッドの他にも、バスタブのチェーンやシャワーのホース部分も毎回お風呂掃除の時に洗うようにしましょう。チェーンは使い古した歯ブラシでこすります。

シャワーのホースは、洗剤を付けてスポンジでこすり洗いをしましょう。

トイレの掃除

最後はトイレです。トイレは毎朝掃除をすると良いと言われているくらい、常にきれいにしておきたい場所ですね。トイレ掃除は日々していると思いますが、男性が小をすると1メートル四方に飛ぶといわれています。トイレ掃除の際には、必ず壁や戸、床をしっかり拭きます。この時、汚れたままの雑巾や掃除シートでずっと拭かないように気をつけましょう。臭いの元を他の場所にこすりつけることになりますので、面をこまめに替えて拭いてください。
手洗い付トイレの場合は、水栓近辺にホコリや水アカが付きます。掃除の度に拭くようにしましょう。

配管にホコリが溜まっている場合は、はたきのようなものでホコリを下に落として掃除機をかけます。湿ってホコリが落ちない場合は、面倒でも古歯ブラシを活用して溝の汚れを落としていきます。

手洗いタンクの蛇口は、跳ね返りのある蛇口内側と水が流れる中央部に水アカや汚れが溜まりやすいもの。ここもその都度、拭き掃除をしっかりしましょう。すでに汚れている場合は、クエン酸でこするか、ホームセンターなどでサンドペーパーを購入し、優しくこすりましょう。

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