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家電の神髄 vol.2

家電の神髄 vol.2「パワフルかつ省エネ ハイブリッドなVE電気まほうびん」

こちらに掲載されている記事の、ポイント獲得・抽選応募期限は終了しております。

家電の神髄―日進月歩は止まらない!のぞいてみたい、家電の今、昔。―

Vol.02 パワフルかつ省エネ「ハイブリッドなVE電気まほうびん」
象印マホービン
VE電気まほうびん 優湯生(ゆうとうせい)
CV-WA30

ホッと一息つきたい時、料理の下ごしらえをする時。日常で頻繁に使っているお湯を、アツアツの状態で使う量だけいつでも出せる電気ポットは、生活を支える名脇役です。
最新のものは、温かい状態を維持することはもちろん、短時間で水を沸かす強力なパワーや、余分なエネルギーを抑えるエコ機能まで備え付けています。私たちのライフスタイルの変化と共に進化していく、最先端の電気ポットの世界の扉を開けてみようではありませんか。


熱を逃がさない魔法の瓶、誕生!

ドイツで発明された実験用のフラスコを改良して作った真空構造の瓶が、日本に入ってきたのは明治40(1907)年のことでした。その後、日本国内でも製造方法が確立され「湯が冷めない魔法のような瓶」として人々に知られるように。大正7(1918)年、電球加工の職人だった市川金三郎と、商人をしていた兄・銀三郎らが、自身が培った真空技術を生かした魔法瓶を作ろうと「市川兄弟商会」を創立したのが、後の象印マホービン株式会社の始まりでした。


「保温する」から「お湯を沸かす」へ!電気ポットの登場

手作りの象印マホービン

戦後、象印マホービンはそれまで一つひとつ手作りだった魔法瓶の大量生産に成功。それを皮切りに、花柄の模様を卓上ポットにプリントした「花柄ポット」や、蓋を押すとパイプの空気が押し出されお湯が出てくる「エアーポット」など次々と発売していきます。

花柄ポット

並行してポットの電気化を研究。昭和55(1980)年、ついに、業界で初となる「湯沸し」と「保温」の2つの機能を併せもった電気エアーポット「押すだけ」の発売に至ります。竹下景子さんを起用したテレビCMが話題になり、驚異的なヒット商品になったのでした。


消費電力を抑えながら、保温性を向上

およそ100年の時代を刻んできた日本の魔法瓶。最新型の電気ポットは、私たちの細かいニーズに応えた便利な機能を備えています。
まず、真空断熱層による保温と電気保温を融合させた独自の技術「VE(Vacuum & Electric)まほうびん構造」を改良し、一日中保温に使う電力を限りなく抑えられるようにと、断熱材を追加して強化。それにより、2時間電力を使わなくても約93℃※を保つことができるようになったのです。
※室温23℃満水時の場合


おいしさへのこだわりに応える給湯機能

せっかく飲むならお茶やコーヒーをおいしく淹れたいですよね。その要望に応え、お茶の味を引き出す給湯やカフェドリップ給湯が可能になりました。お茶コースは、内容器にコーティングされているプラチナナノ粒子の作用でお湯をゆっくり弱アルカリ化。つまり茶葉のうま味を抽出しやすいようにしてくれます。コーヒー派の人は、ドリップモードに切り替えてみてください。通常の60%の水勢でお湯が出てくるため、はね返りも少なく、ハンドと同じようにじっくり蒸らせるのです。


素早い沸騰と適度な温度設定

急いで使いたい時ほど、沸騰するまでの待ち時間が長く感じるもの。でも、最新型なら心配ご無用です。1,300Wの高速沸騰があり、3Lの水の場合は従来品で約25分かかっていたところを、16分ほどで沸かすことができるのです。“沸騰しない温度で使えたら”と思っているあなたには、70℃・80℃・90℃を選んで沸かせる「沸とうセーブ」機能がオススメです。ミルク作りや煎茶作りなど、使いたい温度まですぐに沸くので、活用の幅が広がります。


蒸気レス構造と省エネモードの安心

光省エネモード
省エネモード

電気ポットの置き場を悩ませてきたのが、蒸気。今までとは違い、蒸気を外に漏らさない特殊な構造の蓋によって、置く場所を気にすることなく使うことができるのです。さらに、ポットを使わない時間は「省エネモード」と「光省エネモード」の2つがサポート。2時間操作がなければヒーターが自動にオフになったり、周りが暗くなると自動的に温度を調節してくれます。人目から離れることも多いポット、省エネで安全な機能がうれしいですね。

いかがでしたか?私たちの日常に欠かせなくなっている電気ポットは、ライフスタイルの変化を反映して急速に進化し続けています。これからも身近な存在であり、生活を支えてくれるパートナーとして暮らしを豊かにしてくれるに違いありません。


  • ●取材協力:象印マホービン株式会社
  • ●記事提供:株式会社あるた出版
  • ※「家電の神髄」は、月刊情報誌「O.tone」誌面内でも連動して掲載中。
    雑誌では発売当初の製品にスポットを当てて紹介しています。
製品情報

象印マホービン/VE電気まほうびん 優湯生(ゆうとうせい) CV-WA30

容量(L)
3.0
消費電力湯沸かし時(W)
1,300
年間消費電力量※(kWh/年)
205
1日あたりの消費電力量※(kWh/日)
0.56
年間電気代※
約5,500円
外形寸法 幅×奥行×高さ(約cm)
22.5×31.5×33.5
質量(約kg)
3.6
※日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸し2回/1日、 再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間、その他水量等の試験条件:HD-112に基づく、新電力料金目安単価27円/kWh(税込)で計算)季節による周囲温度等の条件により、変動する場合があります。

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