vol.47 中標津町 みるふちゃん工房「しゃぶしゃぶ用みるふちゃん」

道東・中標津町計根別（けねべつ）地区にある「みるふちゃん工房」。食べられる牛乳「みるふちゃん」という牛乳豆腐の製造・販売を行っています。代表の久保拡伸さんのほか末廣卓実さん、信夫扶美子さん、長谷川希美さんの4名で運営。全員が計根別農業協同組合に所属する酪農家で、本業の合間をぬって商品作りに励んでいます。

一般にはあまり知られていない、この酪農家の家庭だけの味を製品化しようと考えて作られたのが、食べられる牛乳「みるふちゃん（プレーンタイプ）」です。熱を加えても溶けないため、いろいろな料理に使えます。「チーズと豆腐の中間のような味で、牛乳が苦手な人でもクセがないため、食べやすいですよ」と、代表の久保さんは教えてくれました。

実際の商品に初乳は使えないため、代表を務める久保さんの牧場で搾乳される生乳を原料に作られています。牛乳のカルシウムやタンパク質、ビタミンAなどの成分がギュッと凝縮された、まさに「食べる牛乳」といえる商品。中標津町内の「Aマートけねべつ店（中標津町計根別本通東3丁目3番地2）」で購入でき、今後はホームページ上で注文できるよう通販にも対応する予定です。