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まかないにぎり vol.5

まかないにぎり vol.5「オホーツクエリア」

こちらに掲載されている記事の、ポイント獲得・抽選応募期限は終了しております。

ご当地の旨いと旨いがマリアージュ!スペシャル「まかないにぎり」いただきます!

普段は質素なまかないも、この日は特別。 今日の明日への元気のもとになる、おいしい道産米と道内各地のこだわりの食材で、スペシャルな「まかないにぎり」を実際に作っていただきます。

第5回は「オホーツクエリア」の食材。札幌市中央区にある人気店「フレンチレストラン バンケット」のオーナーシェフ若杉幸平さんがにぎります。とても気さくな若杉シェフですが、フランスの名だたるレストランで腕を磨いてきた実力派。今年、有名ガイドブックで一つ星も獲得しました。
さて、どんな「まかないにぎり」になるのかな!?

今回の食材は“オホーツク”から集めました!

本日の食材紹介(オホーツク編)

[湧別] オホーツクの塩(釜あげ塩・おにぎりの塩) 釜あげ塩 200g 税込648円
おにぎりの塩 90g 税込540円

セットで7名さまにプレゼント

株式会社 つらら
電話 01586-5-3703
http://tsurara.jp/
オホーツクの塩「釜あげ塩」は、自然豊かなサロマ湖の海水を汲み上げて数日煮詰め、塩とにがりを分離させて作りました。また「おにぎりの塩」は、数時間かけてじっくり焼き上げたこんぶ焼き塩、ホタテ焼塩をブレンドし、さらに秘密のひと手間を加えた品。おにぎりに使うと米の味を引き立てるうえ、焼きもの・浅漬け・天ぷらなどにも使える万能塩です。
[佐呂間] サロマ湖のり 焼きのり(流氷) 10枚入り 税込1,080円

5名さまにプレゼント

株式会社カネテツ谷川水産
電話 01587-6-2309
http://www.saromakonori.com/
栄養豊富な海水と冷涼な気候が特長であるサロマ湖の海苔。通常は海苔の網に一緒にかかった余分なものを酸処理しますが、一切薬品を使用していません。さらに「焼きのり 流氷」は12月、サロマ湖が凍る直前に刈り取っておりミネラルが豊富。海苔本来の豊潤な風味が強く、口の中でとろけます。
[興部] オホーツクおこっぺ有機醗酵バター 有塩 125g 税込1,620円

5名さまにプレゼント

ノースプレインファーム株式会社
電話 0158-88-2000
http://www.northplainfarm.co.jp/
クリーミーで爽やかな風味をもつ醗酵バター。北海道・道東産の生クリームを乳酸菌醗酵させて使用するため、独特の酸味がきいた風味が生まれます。熟練の職人が昔ながらの製法で作っており、首都圏の有名高級ホテルでも使用されている逸品。今回は自社牧場の有機生乳から作った、より香り高い有機醗酵バター(※数量限定のため時期によっては購入不可)を使用しました。
[興部] ミモレット・アドナイ 100g~ 税込680円~ ※電話注文可

200gを5名さまにプレゼント

チーズ工房アドナイ
電話 0158-82-3133
オレンジ色が特長のセミハードチーズ。酪農が盛んな興部町にあり、多くの料理人に支持されるチーズ工房で作られています。程よい塩気があるので薄くスライスしたものをサラダにのせて、またワインのお伴にそのまま食べるのもおすすめ。洞爺湖サミットでも振る舞われた良質のチーズを生み出す工房の逸品です。
[網走] ガツンと辛い山わさび粕漬け 120g入り(冷凍) 税込680円

7名さまにプレゼント

合同会社 大地のりんご
電話 0152-46-2260
オホーツクの特産であるガツンとくる辛さの山わさびを、塩漬けしたキュウリや大根などの道産野菜と共に酒粕に練り込んだ、手間ひま掛けた漬物です。山わさびの爽快な辛さに、酒粕の甘さと旨みがマッチしています。日本一の漬物を決める「T‐1グランプリ2011」で最優秀賞を受賞。
[美幌] 美幌豚醤まるまんま 120g 税込905円

5名さまにプレゼント

合同会社びほろ笑顔プロジェクト
(美幌商工会議所内)
電話 0152-73-5251
http://www.ccib.or.jp
美幌産の豚肉を熟成して作られた、全国的にめずらしい肉醤です。1本120gに対して豚肉220gを使用し、旨み成分は一般的な大豆醤油の最大2倍。和洋中のジャンル問わず、料理の味付けや隠し味としておすすめです。日本野菜ソムリエ協会主催の「ときめき調味料選手権」万能調味料部門で2013年に優秀賞を受賞しています。
[大空] さくら豚串 5本入り 税込1,026円

7名さまにプレゼント

一般財団法人 めまんべつ産業開発公社
電話 0152-75-6160
http://www.marchen-hill.com/
道内では大空町女満別と、斜里でしか生産されていない豚肉「さくら201」を使った豚串。肉厚なのに脂の入りがきめ細かいためやわらかく、ジューシーな口当たりです。出荷3ヶ月前から広い場所に移し、地元産の麦殻を豚舎に敷くなどストレスを掛けない飼育にこだわっています。
[斜里] 知床サーモンスライス(鮭スモーク・鮭ビネガー) 各70g 税込486円

セットで7名さまにプレゼント

株式会社ユートピア知床
電話 0152-24-2306
http://www.utopia-shiretoko.co.jp/
「鮭スモーク」は世界自然遺産である知床、道東で水揚げされた雄の秋鮭を氷温で熟成させ、地元産のエゾヤマザクラのチップで燻製しています。鮭本来の味を損なわないようすべて手作業で加工しており、鮭本来の旨みが生きた上品な味わいです。塩と酢、ワインで締め、その後氷温で熟成させた「鮭ビネガー」もおすすめ。
[北見] 旭りんごの酢 さみーから、うめーんだ。オホーツク 100ml 税込700円

7名さまにプレゼント

公益財団法人はまなす財団
電話 090-9155-7505(篠根果樹園) ※電話注文可
オホーツク地方の農産物を原料とした天然醸造の酢を、「オホーツクの酢」ブランドとして売り出す取り組みを行っており、白花豆や昆布の酢など約9種発売予定です。今回はその中からリンゴ酢を使用。篠根果樹園で除草剤を使わずに栽培された、酸味が強く希少な品種のリンゴ「旭」を皮ごと2週間~1ヶ月ほど醗酵させました。香りがよく、まろやかで優しい味わいが特長です。

札幌・円山エリアのマンションの1階にある「フレンチレストラン バンケット」。小さな店ですがその分キッチンと客席が近く、オーナーシェフ若杉幸平さんの丁寧な仕事ぶりも楽しめます。さて、本日は朝から仕込みの日。キッチンでは若杉シェフとアシスタントの藤山俊介さんが、何やらうれしそうにお昼の準備中です。「最近コレステロールが…」と健康を気にするシェフのために、いつも藤山さんがごはん中心の“ヘルシーまかない”を一生懸命作っているそう。けれど本日は特別に若杉シェフが構想する、ちょっと贅沢な「まかないにぎり」を一緒に作りますよ!

さて、今回は海の幸豊かなオホーツクエリアの食材。ホタテや北海シマエビ、海苔と塩もそろいました。酪農が盛んなエリアでもあるので上質のチーズやバターもありますよ。「オホーツクは、いい食材が豊富で選びきれませんね。今日は楽しみにしていました」。フランスの三ツ星レストラン「ミッシェル ゲラール」に在籍していた時に、魚介担当シェフを任されるほど魚が得意な若杉シェフ。どんなものができるかな?

今回の道産米は、じわじわ人気上昇中のルーキー、ほどよい甘さと粘りの「きたくりん」
「フランス修業時代も自宅でごはんを炊いて癒されていました」というシェフも納得の味。「初めて食べたけど、とってもおいしいよね?ね?」と、
ごはんをかきまぜる藤山さんに声をかける若杉シェフ。いや~、ふたり、仲良しですね。
そんな2人をニコニコ静かに見つめる事務作業中のマダム、理恵さん。後ほど登場いたしますよ。


その1 焦がしバター香るオホーツクホタテにぎり

まずはじめに、若杉シェフがごはんに合わせるのは…
立派です、お刺身でもいけるオホーツクの新鮮なホタテ。「フレンチっぽく、フォークとナイフで食べるイメージで作ります」

肉厚なホタテ貝柱にオホーツクの釜あげ塩をパラパラ。
焦げないよう少々オリーブオイルをフライパンにひいて熱します。

続いて興部のオーガニックの醗酵バターをたっぷり投入!う~んいい香り。「全体にバターを回しかけながら、ふっくらと焼き上げますが、火を通しすぎないようにね」そうそうお刺身用だから中はレアでもOKです。

おにぎりに、サロマの海苔を巻いてホタテをオン。フライパンに残ったホタテエキスがたっぷり加わった醗酵バターも、余すことなくかけます。「いい海苔と最高のバター、相性バツグン!」う~ん、早く味見したい。

「焦がしバター香るオホーツクホタテにぎり」

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その2 北海シマエビと枝豆のミモレットにぎり

さ、次!これまた贅沢に夏の一時だけ漁が行われる北海シマエビの浜ゆでで。解凍したら細かく切って、枝豆、興部のミモレットチーズをたっぷりけずり入れます。

さっくりまぜてにぎったら完成。「やさしい味わいのミモレットはたっぷり入れてコクを出します」。チーズに負けず劣らずの旨みがある北海シマエビの赤と枝豆の緑も鮮やかな、夏らしいカラフルな「まかないにぎり」になりました!

「北海シマエビと枝豆のミモレットにぎり」

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その3 山わさびの粕漬けおにぎり 生ハム巻き

「うわっ、ツ~ンときたっ」藤山さんに味見させたのは、網走の山わさびの粕漬け。
爆笑するシェフですが「な、コレうまいだろ。いろいろ入っている野菜の食感もいいしね」「旨いけど辛いっす。シェフのひと口、多すぎですよ~」

そんな涙目の藤山さんと作りはじめたのは!?
ラップに伸ばした生ハムにごはんをのせ、山わさびの粕漬けにたらりとオリーブオイル。

くるくると巻いて、ギュッと棒状ににぎったら、ラップをはずしてワックスペーパーで包みます。「バゲットサンドのようなおにぎりをイメージしました」
おしゃれな「まかないにぎり」できちゃいましたね。

「山わさびの粕漬けおにぎり 生ハム巻き」

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その4 豚醤の焼きおにぎり 豚串添え

「人生初の焼きおにぎりです」。もくもくと上がる煙とともに、何とも香ばしい薫りがたまりません。焼いているのは大空の豚肉と美幌の豚醤のシンプル焼きおにぎりです。

焼いた豚串をサイコロ状に小さく切ります。カットした豚肉と豚醤を少し加えます。味を整えたごはんを混ぜてにぎり、網で豚醤を塗りながら香ばしく焼き上げます。豚串も豚醤で仕上げておにぎりを添えたら完成!

「豚醤の焼きおにぎり 豚串添え」

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おまけ1 知床サーモンとリンゴ酢おにぎり

北見産の珍しい「旭りんご」で作った、フルーティーな酢を好みでごはんに混ぜ(ごはん160gに20CCが目安)、スモークと酢で締めた2種類の知床のサーモンスライス、それぞれで包んでにぎる1品です。「お寿司じゃないので、砂糖は入れません」とシェフ。

ラップにサーモン、冷ました酢のごはんを丸くにぎってのせ、形を整えます。お皿にならべて、お好みで木の芽や菊の花びらなどを飾ったら完成です!


おまけ2 シンプルオホーツク塩むすび

「今回は本当においしい塩と海苔に出会えたので、知床の水で炊いたごはんでシンプルににぎって食べたいと思いました」と若杉シェフ。

「この海苔と『おにぎりの塩』がとても気に入りました。昆布とホタテの天然の旨みが入っていて、これだけで充分おいしい」


さて、ずらりと並んだ「まかないにぎり」たち。
マダムの理恵さんも加わりみんなで一緒にいただきます。「ほら~ホタテ、食べなさいよ」と藤山さんに声をかける若杉シェフ。

「おいしい!」
甘いホタテに焦がしバターの香り、それだけでこんなにごはんがすすむなんて…。理恵さんも、もくもくと食べていましたよ。

「サーモンも焼きおにぎりもばっちり」と藤山さん。
どれもおいしくできましたが、「この山わさび粕漬けのおにぎりは傑作かも!あ、でも生ハムにオリーブオイルって…フレンチじゃなくてイタリアン?」と、気がつく若杉シェフ。 ま、それは置いておいて!完食いたしました。

さて、キリリとコックコートに身を包み、もうすぐディナーの時間です。

「小さい店だから」と、こんな風に自らクロスを広げセッティングする日もある若杉シェフ。
まかないにぎりで元気を付けて、今日もみんなで最高の一皿をお出しします!

本日のまかないレシピ!

~おにぎりレシピ~

その1 焦がしバター香るオホーツクホタテにぎり
材料
ホタテ貝柱(刺し身用)
醗酵バター
オリーブオイル
ごはん
  1. オリーブオイルをひいたフライパンにホタテをのせ、塩をふり熱します。
  2. 醗酵バターをたっぷりと加え、ホタテに溶けたバターをスプーンで全体的に回しかけながら、ほどよくキツネ色に焼きます。刺し身用なので中はレアでOK。
  3. 平たく丸いおにぎりをにぎり、少しだけホタテをのせるくぼみをつける。お皿の上で、おにぎりに海苔を巻き、焼いたホタテをのせ、フライパンに残ったバターもたっぷりかけます。

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その2 北海シマエビと枝豆のミモレットにぎり
材料
北海シマエビ(冷凍塩ゆで)
ミモレットチーズ
枝豆
ごはん
  1. 解凍した北海シマエビは頭を取り、カラをむいて2~3尾分を枝豆の大きさほどに小さくカット。
  2. ごはんに枝豆、カットした北海シマエビ、ミモレットチーズまたはセミハードチーズをたっぷり削り入れます。
  3. 木べらでさっくりと混ぜてにぎります。

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その3 山わさびの粕漬けおにぎり 生ハム巻き
材料
山わさびの粕漬け
生ハム
オリーブオイル
ごはん
  1. ラップの上に生ハムを2~3枚伸ばし、その上にごはんを敷きます。
  2. ごはんに山わさびの粕漬けを伸ばし、オリーブオイルを適量ふりかけて棒状になるよう形を整えます。
  3. ラップをはずし、ワックスペーパーでキャンディのようにラッピングをしたら完成。

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その4 豚醤の焼きおにぎり 豚串添え
材料
豚醤
豚串
ごはん
  1. 少々塩を振った豚串を数本網で焼きます。火が通ったら、1~2本分は串からはずして小さなサイコロ状に切る。
  2. 切った豚肉と豚醤をごはんに混ぜてにぎります。
  3. 先ほど焼いた豚串とおにぎりに刷毛で豚醤を塗りながら、網で両面香ばしく焼き仕上げます。

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若杉幸平さん
フランスで5年間名だたる星付きレストランで修業後、2006年札幌の円山エリアに「フレンチレストラン バンケット」を開店。2017年一つ星も獲得しました。若杉さんが北海道の素材を大切にしながら生み出す心躍る季節の一皿と、気さくでホっとする雰囲気に魅かれ、何度も通いたくなる人気店です。
フレンチレストラン バンケット
札幌市中央区南4条西18丁目2-23 ピュアコート円山1F
電話:011-562-1221
営業時間:ランチ12:00~14:30(L.O 13:30)、ディナー18:00~22:00(L.O 21:00) 定休日:月・火曜(月曜祝日の場合は営業)
※月数回行う料理教室開催の日はレストラン営業は休み
http://www.banquet-s.com
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