第4回:ホットプレート・オーブントースター
実験!北海道のおうちの省エネ術 vol.4
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エネモール会員のみなさんが日ごろ、「この家電って1回いくらかかってるの?」「これってどれくらい節約になってるの?」と思いつつも通り過ぎてきたアレコレを楽しくスッキリしていくコラムです!
ホットプレートの節電について調べてみよう!
我が家では、焼肉・ジンギスカン・お好み焼き・やきそばなど、家族全員がそろった時にはホットプレートが大活躍します。
月に2~3回は使っているのですが、みなさんの家庭での使用頻度はどれくらいなのでしょうか。
さっそく北海道の女性のモニターサイト、主婦ラボメンバー100人アンケートで、ホットプレートの普及率・使用頻度についてアンケートを実施しました。


アンケート結果からもわかるように、ホットプレートの普及率・使用頻度はかなり高いことが分かります。
87%の家庭にホットプレートがあって、うち60%以上が月1回以上使用しているのですね。
また、ホットプレートを実際にどんな料理に利用しているかも聞いてみました。


手軽に使えて便利なホットプレートですが、我が家では使用中にブレーカーが落ちることがあります。ホットプレートの使用だけでは落ちないのですが、電子レンジや電気ポットを同時に使用したときによく起こるようです。ホットプレートはいったいどれくらいの電力を使用しているのかな?もしかして、ブレーカーが落ちるのは我が家だけ?
そこでホットプレートの使用中にブレーカーが落ちたことがあるか、主婦ラボメンバーにアンケートをとりました。


ホットプレート使用中にブレーカーが落ちた経験がある方が34%もいます。やはりとても電力を使っているような感じがしますね。またホットプレートの使用電力量が高いと感じる方も40%います。
本当にそんなに電力を使っているのか調べてみました。
モニター実験①
ホットプレートの利用頻度が高い、焼肉、お好み焼き、それぞれのときにどのくらい電力を使用しているのか、実際にモニターA・Bさんにご協力してもらい実験していただきました。
【焼肉】
Aさん(52歳)、長女(24歳)、二女(22歳)、三女(18歳)の4人
使用時間 | 使用電力量 | 電気料金 |
---|---|---|
1時間 | 1.27kWh | 37.74円 |
※モニターの自宅で節電エコチェッカーにて計測
※電気料金はWeb.eプラスBの電力量料金120kWh~280kWh、1kWhあたりの単価(2018年10月現在)
【お好み焼き】
Bさん(45歳)、夫(45歳)、長男(17歳)、二男(13歳)の4人
使用時間 | 使用電力量 | 電気料金 |
---|---|---|
23分 | 0.6kWh | 17.83円 |
※モニターの自宅で節電エコチェッカーにて計測
※電気料金はWeb.eプラスBの電力量料金120kWh~280kWh、1kWhあたりの単価(2018年10月現在)
やはり使用時間が長い焼肉の電力使用量が比較的多いですね。
でも、電力使用量が多いからといって「焼肉はしない!!」というのは悲しすぎますね。
「ホットプレートを節電しながら使用する方法は?」
「ブレーカーが落ちないようにするにはどうしたらよいか?」
「ブレーカーが落ちたときに注意しなくてはならいないことは何か?」
疑問がいっぱい出てきました。
そこで、電気の専門家のエネモール研究員さんに聞いてみました!
ホットプレートの節電方法・ブレーカーが落ちた時の対処法
■ホットプレートの節電方法
調理時間をなるべく短くすることがコツです!
短時間で料理を仕上げて、そのあとは保温機能を使いましょう。
■ブレーカーが落ちる原因
一般的にブレーカーには3種類あり、それぞれ原因が異なります。
・契約用安全ブレーカー(アンペアブレーカー)が落ちる
→家全体の電気を使い過ぎのとき
・漏電ブレーカーが落ちる
→家のどこかで漏電している恐れがあるとき
・回路用ブレーカー(安全ブレーカー)が落ちる
→場所ごとの電気の使いすぎのとき

■ブレーカーが落ちた時の対処法
ほくでんHP「停電したとき」をご覧ください。
http://www.hepco.co.jp/home/safety/teiden.html
ホットプレートは短時間で料理を仕上げて、保温機能を使うと節電になるのですね。
ブレーカーにも種類があることがわかりました。漏電ブレーカーもあるということ頭に入れておきましょう。
さて、もうひとつ、おなじみのあの家電も調べてみましょう。
オーブントースターの使用電力量はどのくらいなのかな?
オーブントースターの節電について調べてみよう!
我が家では、オーブントースターをほぼ毎日使用しています。
友人の勧めもあり、オーブントースターを購入しましたが、オーブンレンジのトースター機能よりも、とても早くパンが焼けるので、今は大活躍しています。パンだけではなく、いろいろなものに利用できるのも魅力ですね。
そこで、主婦ラボメンバーアンケートでもオーブントースター普及率・使用率・使用方法を聞いてみました。


オーブントースターの普及率はホットプレートとあまり変わらないですが、55%の方が「ほぼ毎日使用している」と答えています。やはり使用頻度は高いですね。


使用方法は「パンを焼く」が一番多く、グラタン・ドリア、ピザ・・・と続いて、その他のなかには、ハンドメイドアクセサリーに利用しているというめずらしい使い方もありました。
モニター実験②
オーブントースターも実際にどれくらいの電力を使用しているのか、モニターさんのご自宅で調べていただきました。
【パン(1枚)】
使用時間 | 使用電力量 | 電気料金 |
---|---|---|
4分 | 0.04kWh | 1.19円 |
※モニターの自宅で節電エコチェッカーにて計測
※電気料金はWeb.eプラスBの電力量料金120kWh~280kWh、1kWhあたりの単価(2018年10月現在)
【チルドピザ】
使用時間 | 使用電力量 | 電気料金 |
---|---|---|
9分 | 0.17kWh | 5.05円 |
※モニターの自宅で節電エコチェッカーにて計測
※電気料金はWeb.eプラスBの電力量料金120kWh~280kWh、1kWhあたりの単価(2018年10月現在)
オーブントースターの節電方法
毎回そんなに電力は使用していませんが、使用頻度の高いオーブントースター!
少しでも節電できる方法はないのかな?
困った時は、電気の専門家のエネモール研究員さんに聞いてみましょう!!
■オーブントースターの節電方法
・オーブントースターを購入する際は、消費電力を確認しましょう。
調理するものによって、適切な消費電力が選べると良いです。
・パンを焼くときなど、2枚同時に焼いて使用時間を短くすると良いです。

■豆知識
他の電化製品と違い、オーブントースターは待機電力がかかりませんので、コンセントは入れたままでも電気代はかかりません!
なるほど、待機電力がかからない家電ってめずらしいですね。
今はオーブントースターにもいろいろな機能がついたものがあり、大きさもいろいろです。ご自身の生活スタイルにあったオーブントースターで上手に節電するのも楽しいですね。
モニター実験でも使用した「節電エコチェッカー」ですが、インターネット通販でも1,000円台から購入できます。
使用方法もとても簡単です。
節電エコチェッカーでいろいろな家電の消費電力等を測って、節電に役立てるのも良いですね。
企画:主婦ラボ事務局
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