キャッシュレス社会にどう対応していく? その3「みなさんの疑問に専門家が答えます!②」
みんなの声で!しあわせ北海道生活 vol.55
こちらに掲載されている記事の、ポイント獲得期限は終了しております。
前回に引き続き、ファイナンシャルプランナー川部紀子さんに、キャッシュレス化についていろいろと伺ってきました。
エネモール会員のみなさんの疑問にお答えいただきますよ!今回はより細かい質問にもお答えいただきます。

Q:消費税増税にあたり、キャッシュレス決済にはキャッシュ(ポイント)バックがあると聞きましたが本当ですか?
はい、増税は意志で避けられるものではないので、その分キャッシュレスのポイントによるお得をゲットしてください。
Q:情報漏えいの不安があるのですが
あり得ますが、キャッシュレスだからということはないと思います。現金であっても、カードや身分証明書の入った財布ごと落としたり泥棒にあう可能性もあります。心配であれば、利用しているキャッシュレス決済の補償を確認してみましょう。
Q:この先政府も推奨しているということは強化されるのでしょうか?現金を重視する日本において、キャッシュレス決済を推し進めなければならない理由はなぜですか?

強化されます。特に、東京オリンピックが来年に迫っていますので外国人対策のため急いでいる印象はありますね。外国人にとっては現金だと両替しなくてはいけない、慣れない通貨で支払いの際に戸惑う、などの理由からキャッシュレスの方が使いやすいのでしょう。
そんな中、キャッシュレス化が進んでいれば買物しやすくてお金を使ってくれる可能性も高まりますよね。また偽札などの犯罪防止の面でもなるべく現金を使ってほしくないということもあります。
アメリカに住んでいる友人の話ですが、現金支払いだと、身元が確かじゃないのか?クレジットカードが持てないのか?履歴が残ると都合が悪いのか?などの理由で怪しまれるそうです。カードですと、どこの誰がどこでどれだけ買ったという履歴が残りますが、現金だと全く分からないですよね。日本のキャッシュレス化は遅れていると感じるそうです。
Q:お金が見えないことによるトラブル・注意した方が良いことや、セキュリティの安全性について教えてください
盗難などはカード会社に連絡するとすぐに止めてくれますし、保障もあります。さらに犯人としては現金よりも足がつきやすいです。チャージタイプなら大金を入れないようにするといいと思います。スマホ決済も指紋認証やパスワードがなければ開かないのでかえって安心かもしれません。登録情報に関しては、財布を落としても同様に心配ですし、金融機関やショップなどでコンピューター管理されている情報もすでにあると思いますので、キャッシュレスだから、と特に心配しなくても良いと思います。
Q:お金の使い過ぎにならないでしょうか
まずは、病院やタクシーなど無駄使いができないところでどんどん使って慣れるのがいいと思います。そして、キャッシュレスでも現金と同じ価値だという認識を高め、今のうちにキャッシュレスでも無駄使いをしない体質に変えていきましょう。
Q:スーパーなどのセルフレジで自分に合う商品のクーポンが発券されたり、情報が把握されてるな、と感じて怖いです
インターネットの検索履歴からも同じような広告が出てきますし、ポイントカードでもそのようになってくると思います。昔はお店の人が常連さんに「良いのが入ったよ!」と教えてくれたものが、少子高齢化で若い人が減っているので機械にオススメされるようになったと解釈するしかないかもしれませんね。合理的にお得情報が手に入ると考えるといいかもしれませんよ。
Q:キャッシュレスが進んで人間関係が希薄にならないでしょうか
支払い時に関しては、合理的な分サッパリしてしまうでしょうね。キャッシュレスに限らず、AIの普及によってさみしいと感じる場面は増えるかもしれませんが、人口減の問題もある中、受け入れていかなくてはいけない時代なのでしょう。
Q:ポイントなどの割引などもあるようだが、ポイントはいろいろな縛りがあって欲しいものに交換できなかったり、還元方法がバラバラで結局は貯めたポイントが期限切れとかになりそうです

今のポイントはほとんどお金と同様に使えるのであまり心配ないかと思います。また、ポイントは貯めずにどんどん使いましょう!期限の心配もなく、大半のポイントは端数処理の関係からも、貯めずに使う方がお得です。貯めてしまうと、ポイントを無駄使いに回してしまう傾向もあるんですよ!
Q:キャッシュレス化で景気は良くなるのでしょうか?
外国人がお金を使いやすくなれば景気は上がるはずです。特に北海道は人気がありますから、北海道経済を潤すことになると思います。
Q:高齢化社会にはどのように取り入れていけばいいでしょうか。
スマホ決済は難しいかもしれませんが、高齢者もかなりの方がクレジットカードを持っていますし、チャージ式の電子マネーはハードルが低めなので、その辺りから慣れていってほしいですね。でも、できれば、高齢者になる前にキャッシュレスを使いこなせるようになりましょう。
今多い犯罪が、電話でいくらくらい自宅に現金があるかをリサーチされて強盗に入られる方法だそう。現金がもっとも狙われるかもしれません。
Q:以前のような大地震などの自然災害が起こった場合、キャッシュレス社会ではそういった場面での対策はどうしたらいいでしょうか?
万が一に備えていくらかの現金も必要だと思いますが、そのためにキャッシュレスを警戒するのではなく、現金を備えつつ、キャッシュレスも使いこなしていけたらと思います。
最後にこんな話を伺いました。
せっかくのお得を少しでも逃さないように身近なものからチャレンジですね!
次回は「お金の見える化アプリ」のマネーフォワードさんにお金の管理についてお聞きします。どうぞお楽しみに!
※ LINE、LINE Payは、LINE 株式会社の登録商標です。
※ 掲載情報は2019年7月1日時点のものです。
川部紀子さんプロフィール
ファイナンシャルプランナー(CFP®1級FP技能士)、社会保険労務士。
生命保険会社で8年間勤務した後に30歳でFP事務所を起業。その後、社会保険労務士資格も取得し、現在「FP・社労士事務所 川部商店」代表。個人レクチャー、講演の受講者は3万人超。テレビ・ラジオ・インターネット等のメディア出演多数。HBC「今日ドキッ!」、AIR-G'「Sparkle Sparkler」出演中。
近著は『まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる! お金の貯め方・増やし方』(明日香出版社)
ホームページ:http://www.kawabe.jimusho.jp/
企画:ドーモニ 事務局
「ドーモニ」は株式会社エルアイズが運営する北海道のモニターサイト。
ドーモニに登録すると、飲食店の覆面調査や化粧品の試用モニター、アンケートの回答、グループインタビューの参加者の募集などが届きます。
16才以上の男女のみなさんに無料でご登録いただけます。
登録はこちら → https://www.domoni.jp/