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あなたのまちのエナジースポット巡り旅 vol.19

あなたのまちのエナジースポット巡り旅 vol.19「石狩・留萌の旅<前編>」

こちらに掲載されている記事の、ポイント獲得・抽選応募期限は終了しております。

北海道の月刊情報誌「HO(ほ)」が地元の人気店や穴場店、まちを元気にする企業、大切に守る伝統や歴史を訪ね、HO流の北海道再発見の旅へ、みなさんをお連れします!


冬の海を見つめながら静かなカフェタイムを【Diamant Pur ATSUTA(ディアマンピュール アツタ)】

さて、今回は冬の日本海、オロロンライン沿いを旅します。

まず立ち寄ったのは国道231号線沿いに佇むミントグリーンの屋根の白い建物。

夏は真っ白なデッキで海や夕日を眺めながら、おいしい食事を楽しめることで人気の石狩市厚田にある「Diamant Pur ATSUTA(ディアマンピュール アツタ)」。冬も週末限定で開いていることをご存知ですか?

迎えてくれるのは好青年3人組。
左から、料理や接客を担当する森野さんと星さん、そして店長の岩井峻谷さんです。

一人で来るならカウンター席でまったりと。
友達とテーブル席でゆったりとおしゃべりしながら過ごすのもいいですね。

うれしいことにどの席からも海が見えます。今日は青い空と輝く海がとてもきれいです。
目の前で刻々と表情を変える壮大な景色を眺めながら、食事やおいしいコーヒーがいただけます。

オリジナルブレンドのコーヒーは、サイフォンで淹れたてをカップにたっぷり。深いコクと豊かな味わいを楽しめます。

食事も充実していますよ。アツアツのスキレットで出てくる「煮込みハンバーグ」1,100円。
大きなマグカップにあたたかいスープも付いてます。
ふんわり軟らかなハンバーグはボリュームも満点。

一晩じっくりと卵液に漬け込んだ、ふわとろな食感の「フレンチトースト(キャラメルソース・バニラアイス添え)」1,000円は、午後2時30分からのメニューです。ほかにオリジナルのケーキなども味わえます。

それにしても、いろいろなところにさりげなく飾られたアメリカン・アンティークのディスプレイがすてきです。新しく江別にできた姉妹店のカフェも、ブルックリンをイメージしたディスプレイで人気を呼んでいるそう。

ドライブ途中に立ち寄る人が多く、老若男女さまざまな人々が、この別世界のようなカフェで癒しの時間を過ごします。あなたもぜひ、一度訪れてみてください。

スポット情報

Diamant Pur
(ディアマンピュール)

URL
http://diamantpur.net
Facebook
https://www.facebook.com/Diamant-Pur-904507789616908

Diamant Pur ATSUTA
(ディアマンピュール アツタ)

住所
石狩市厚田小谷51-1
電話
0133-78-2755
定休日
3月まで:月~木曜(祝日除く)
4月以降:月・火曜(祝日除く)
営業時間
11:00~夕暮れまで

Diamant Pur EBETU
(ディアマンピュール エベツ)

住所
江別市文京台東町1-18
電話
011-807-5130
定休日
火曜
営業時間
11:00~20:00まで
(夏季は21:00まで)

ニシンや鮭など地元の恵みを燻製に【厚田くんせい】

海岸から少し入った直売所。赤いのぼりがはためいています。

味がある看板が、いい感じ。
魚の燻製ですって、これは寄り道しないとね。
すでに煙の香りが漂っています。

あ、店番はワンちゃんなんですね。ワンワンとご主人を呼んでくれましたよ。名前はりん子ちゃんです。

売店にはずらりと燻製が並んでいます。
「あらあら、お待たせしました、いらっしゃい!
ニシンやカレイ、鮭、カスベ…。道東のサンマとシシャモ以外は厚田の魚。ソイなんかもあるのよ。味見もできるから食べてみて!」

札幌から移住して、ここで燻製を作り28年経つという、現在78歳の平賀敏子さん。
もともとは釣り好きのご主人の釣果を燻製にしたことがはじまりだったそう。

家族みんながキャンプをしたり自然の中で過ごすことが大好きで「老後は自然豊かな場所で暮らしたい」と、よく釣りに来ていた厚田に移住したそうです。旦那さんは15年前に亡くなり、今は息子さんと2人で燻製作りをしています。
ちなみに看板は旦那さんの字なのだそう。

「ちょうど頼まれたマスと鮭の1本ものを作っているから」と燻製室を見せていただきました。
お得意さんが毎年自分で釣ったもの預かって燻製にしているそうです。
天然の塩だけを使い、天日干しをした後、じわりじわりと1週間から10日かけて燻(いぶ)し、ふっくら軟らかに仕上げます。

魚以外にゆで卵の燻製もあります。
殻ごと燻すので、完成まで4~5日かかるけど、黄身までしっかりとスモーキーな味わいでおいしいんですよ。

移住して最初の頃はチップを使っていたそうですが、地元の人に教えてもらい、丸太で燻す、アイヌの人々の方法で燻製を作るようになりました。おがくずや灰で強火になりすぎないよう、調整しながらゆっくりと燻します。

外には燻製に使うたくさんの丸太。
廃棄されてしまう倒木などの中から、サクラやブナなど燻製によさそうなものを地元の人が運んできてくれるそうです。

山側にあるこの地域は稲作も盛んで「最初のころは、とにかく必死に田んぼの手伝いをしたものよ」
そんな一生懸命な平賀さんを見て「本気でここに住むとわかってくれたみたいでね。今もいろいろ助けてもらっているの。私もできることはします」
燻製はそんな地元の方々の協力のもと、できているんですね。

さて、平賀さんは「飯寿司」(いずし)作りの名人であります。冬限定でニシンや小さなカレイなどで作っています。
「網にかかって死んでしまった小さなカレイもね、最後まできちんと命をいただこうという、厚田の漁師さん独自の飯寿司なんですよ」
今年は残念ながら飯寿司は売り切れですが、来年食べてみたいと思いました。

厚田の恵みを大切に加工する平賀さん。
ぜひ、みなさんも立ち寄ってみてくださいね。

スポット情報

厚田くんせい

住所
石狩市厚田区厚田1023
電話
0133-78-2865
FAX
0133-78-2862
定休日
不定
営業時間
電話にて要確認
※夏は朝市会場にて販売

絶景露天風呂と海の幸を味わい尽くす宿【しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯】

向かったのは「しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯」

海沿いにある天然温泉のある公共の宿です。
星に自分の好きな名前をつけて登録できることで有名な「しょさんべつ天文台」のすぐそばにあります。

さてロビーに入ると…あらら!小さな鳥居。
すぐそばにある海の神社「金毘羅神社」のミニチュアです。

「『金毘羅神社』は1907(明治40)年ごろ、四国から流れ着いた金毘羅神社のお札を漁師が発見したことから始まりました。何度海に戻しても同じ場所に戻ってくるので、その岩場に小さな祠を立てたそうです」と説明してくださったのは、支配人の鈴木秀世さん。

「最近はパワースポットとしてはもちろん撮影場所としても人気で、このホテルのフロントが、お守りや御朱印の臨時授与所なんですよ」

にこやかに迎えてくれたスタッフの方から受け取った部屋の鍵は「白鳥座」でした。
そうです、各部屋は星座の名前。さすが天文台のあるまちですね。すてきです。
ちなみにお部屋の浴衣も宇宙柄でしたよ。

部屋は洋室・和室どちらもあり、完全バリアフリーの部屋もあります。

そして楽しみはゆったりと過ごせる天然温泉。
日帰り温泉でもあるので、地元の人たちも毎日のように通う湯です。

お湯はぽかぽかと温かさが続くナトリウム塩化物泉。
広々とした内湯には気泡風呂やサウナもあり、湯船からは日本海を眺めることができます。

露天風呂からの眺めも絶景です。
天気が良いときには、水平線に利尻富士の姿が見えるときもあるそう。
今日はちょっと曇りですが、どこまでも続く海岸線がきれいでした。

さて、だんだんお腹が減ってきました。
向かったのはレストラン「花みさき」ですが、あれ?そばに水槽があります。のぞいてみると…。

泳いでいるのは地元名物、真フグです。
水槽にいるのはまだ子どものフグですが、夏には大きな真フグが、この初山別でだけ、たくさんとれるそうです。

料理を担当するのは東京や札幌の料亭などで腕を磨いてきた料理長の田中英司(ひでし)さんと副料理長の竹下進さん。
真フグのほかにも日本海の新鮮な水ダコやヒラメなど旬の味を生かし、さまざまな料理を味わうことができます。
そう、こちらはとても料理が評判の宿なのです。

この日は通常の夕食にプラス1,500円を追加して、真フグの鍋などが味わえる「岬コース」をいただきました。
新鮮なお造りやカスベの煮つけなどはもちろん、バターと醤油で焼き上げた鮭などちょっとひねったもの、手作りのデザートまであり、ずらりと9品そろいます。

主役はやっぱりフグ。
ふっくらとした身とあっさりとしつつも上品なスープがたまりません。
またぜひゆっくりと泊まりに来たいですね。
雪景色もいいけれど、今度はぜひ、自慢の星空を見てみたいな。

スポット情報

しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯

住所
苫前郡初山別村豊岬153番地1
電話
0164-67-2031
日帰り入浴
6:30~7:30 (8:00退館)
11:00~21:30 (22:00退館)
料金:大人500円、小人250円
※1時間750円(要予約)の家族風呂もあり
URL
http://www.misakinoyu.com

レストラン 花みさき

営業時間
11:30~14:00
17:00~20:00 (L.O.19:30)

北海道情報誌
HO
[ ほ ]
(毎月25日発売 本体556円+税)


北海道の旬な情報、おすすめスポットなどを、独自の視点で紹介する北海道の総合情報誌です。道民も目からウロコの情報をお届けします。
http://www.burant.co.jp/


石狩・留萌のおみやげプレゼント

「厚田くんせい」

燻製詰め合わせセット3名さま
※写真はイメージです。

「大川商店」

ジンギスカンと激辛ホルモン各700gのセット3名さま

「しょさんべつ温泉ホテル 岬の湯」

1泊2食付き宿泊券(ペア)1名さま
※写真はイメージです。

「しょさんべつ温泉ホテル 岬の湯」

初山別産ハスカップ製品(ドリンク、ジャム、酢など)5品セット3名さま
※写真はイメージです。

※賞品は一例です。変更になる場合がございます。
※厳正なる抽選のうえ、賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます。
※当選賞品の発送は2月下旬の予定です。

プレゼントのご応募について

下記の手順でご応募ください。

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