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プロトーク vol.6

専門家のワンポイントアドバイス 掃除編「見落としがちなところをきれいにする」②

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専門家のワンポイントアドバイス「プロトーク」

見落としがちなところをきれいにする真冬の大掃除を効率よく

道内各地で雪が降り、朝晩すっかり寒くなりましたね。そろそろ、大掃除のシーズンが近づいてきました。風や雨にさらされる窓は汚れが付きやすく、汚れがあると室内が暗く感じます。ピカピカにして明るい室内にしましょう。また、つい忘れがちな物置やガレージも、年末の大掃除前に片づけておきましょう。

【家庭菜園・ガーデニング】長谷川 豊 氏 はせがわ ゆたか
広沢 かつみ 氏 ひろさわ かつみ
1968年生まれ、札幌市在住。
賃貸住宅情報誌CHINTAI札幌支社支社長、リフォーム雑誌「プランドゥリフォーム」編集長職を経て、2011年セミナー講師や執筆、リフォームコンサルタントの事業Clover Officeを創立。
2013年家事代行や片づけ業務、整理収納などを事業とするコレモッタ株式会社を設立。
北海道新聞「おうちが好き」の連載執筆のほか、NHK「あさイチ」ではスーパー主婦として片づけ・掃除の特集で出演するなどメディア出演多数。
著書に「玄関から始める片づいた暮らし」(青春出版社)。

網戸の掃除

意外と汚れている網戸は、雑巾またはスポンジを住宅用(弱アルカリ性)洗剤を混ぜた水で濡らして軽く絞り、やさしく拭くようにして汚れをとります。

引き違い窓用など外せる網戸は、両側から拭くときれいになります。外した網戸は、春までしまっておきましょう。

外せない網戸でも、室内側と屋外側の両方から拭ける場合は、屋外側もしっかり汚れをとることが大切です。

ロール網戸は、全部網を出し切った状態で掃除をします。また、上のカバーが開くタイプのロール網戸は、カバー内部も拭きます。
網目に穴が開いている場合は、ホームセンターなどに補修テープや補修シートが売っていますので、忘れないうちに修理しておきましょう。

窓ガラスの掃除

窓ガラスは、軽い汚れであれば、新聞紙を丸めて軽く湿らせて拭くと、印刷のインクが汚れを落としてくれます。ホコリや汚れが目立つ場合は、ホームセンターなどで売っているガラススクイジーを使用します。まずは、少量の住居用洗剤を含ませた水をつけたスポンジなどでガラス面を拭きましょう(スポンジは水がしたたり落ちない程度に絞ります)。

次に、スクイジーを縦または横のどちらかに方向を定めて、同じ方向に動かします。下に水が垂れるようでしたら、雑巾などで抑えるようにしてください。スクイジーの面は適度に拭きながら窓ガラスに当てるようにします。

窓掃除の最後は、ホコリや砂、葉などがたまっている桟(サン)をきれいにします。

軽い汚れの場合は、隙間に入るブラシを使ってゴミをかき出し、掃除機の細いノズルで吸い取ります(細いノズルが無い場合は、トイレットペーパーの芯などを掃除機の先に装着して、先を細くして使います)。

汚れがひどい場合は、ゴミを取り出した後に水または住居用洗剤をつけた古歯ブラシでこすり、汚れがある程度落ちたら、水拭きをします。

このようにこすり洗いをした部分はきれいになりますので、全体を同じように掃除しましょう。

晴れた日に窓周りを一度徹底的に掃除しておくと、大掃除がラクになりますよ。

物置・ガレージの掃除

大掃除前に片づけておきたいもう1つの場所。物置・ガレージなどの屋外スペースです。

主に外で使用する物を出し入れしますから、砂埃や泥、枯れ葉などで汚れています。冬支度と合わせて、中の物を一度全部出して整理しつつ、掃き掃除をしましょう。内部がホコリっぽいとしまってある物も薄汚れてしまいます。

ほうきで掃くだけできれいになりますので、汚れに気づいたらすぐ掃けるように、ほうきを扉の内側や入口そばにかけておくと便利です。
中にしまってある物は水拭きまたはカラ拭きをしてホコリを落としましょう。

また、物置やガレージの中は、棚などを活用して整理しておくと掃除がしやすく、物も取り出しやすいのでおすすめです。

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