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あかりがたり vol.6

暮らしを照らすあかり術 vol.6「家を守る照明」

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暮らしを照らすあかり術「あかりがたり」

【Vol.6】家を守る照明

防犯対策には、あかりが活躍。

後を絶たない空巣被害。「まさか自分の家には入らないだろう」と思っている方は多いかもしれません。しかし、年々減少傾向にあるとはいえ、依然として全国で年間3万件以上の被害が報告されています。そこで、あかりで我が家の防犯対策を見直してみませんか。あかりは家を照らすためだけではなく、留守中でもあかりで在宅を装ったり、玄関や窓に近づくと点灯したりすることで不審者を近づきにくくしてくれます。

不審者を「その気にさせない」ために。

防犯対策のポイントの一つは、「その気にさせない」こと。誰にも気づかれず、こっそり忍び込みたい空巣の犯人にとって、暗闇にある家ほど狙いやすくなります。空き巣被害報告の大半を占める一戸建て住宅においては、敷地内に不審者がひそむことができる暗がりを作らないよう、明るくしましょう。留守中でも暗くなると自動点灯する照明を、門まわりやアプローチ、植栽などに設置すると効果的です。

不審者を「あきらめさせる」ために。

もう一つのポイントは、「あきらめさせる」ことです。誰もいないと思って家に近づいた不審者を、あかりでドキッとさせましょう。人が近づくと点灯、いなくなると消灯する人感センサを備えた照明を外玄関や勝手口、ベランダなどに設置。また、設定した時間に家の中にあかりが灯るタイマー付きの照明なら、留守中でも在宅を装うことができます。帰宅時間が夜遅くなる時や長期間不在にする時の空巣対策におすすめです。

審者を「あきらめさせる」あかり

豆知識「今どき図鑑」不審者に警告する、あかり

空巣狙いなどの不審者が嫌うのは、「光」、「音」、「人の目」の3つと言われています。そこで、人の目のない留守中や家中が寝静まった時に、「光」と「音」を使って防犯対策をしてくれる便利で安心な照明をご紹介します。

まずは「光」。防犯フラッシュ型照明は、暗くなったり、人が近づいたりすると自動点灯するだけでなく、人がその場に長くとどまるといきなり強い光が瞬きます。さらに「音」をプラスする照明も。フラッシュ光と同時にアラーム音が鳴り、不審者に警告します。不意をつかれた不審者は、犯罪どころではなくなりますね。

あかりのれきし⑥石油ランプ~19世紀

家のあかりとしてまたたく間に広まった。

ガラスの筒の中で揺らめくあかり。アンティークなデザインが美しい石油ランプは、1853年に石油産業の先駆者と言われるポーランド人のウカシェヴィチによって発明されたものです。安価で取り扱いがやさしかったことから一般家庭の照明として受け入れられ、それまでの動物や植物の油を使ったオイルランプに取って代わりました。

日本では江戸幕府の末期に伝来。使いやすくて明るいので、身分を超えて人々の間で評判になったそうです。明治の文明開化では日本家屋に合わせて国産の石油ランプが次々と生まれ、あっという間に広く普及しました。その新しい輝きは、明治という新時代を照らす希望の光のように映ったことでしょう。

あかりのれきしのイラスト

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