ここから現在位置です。
現在位置ここまで。
プロトーク vol.1
専門家のワンポイントアドバイス カメラ編「カメラの種類、手ぶれ防止術、写した写真の楽しみ方」
こちらに掲載されている記事の、ポイント獲得・抽選応募期限は終了しております。
Vol. 1カメラの種類、手ぶれ防止術、写した写真の楽しみ方
まずカメラを手に取って、どんどん写そう!
はじめまして!佐藤正浩と申します。「もっとカメラを楽しむ」をテーマに、4回にわたってカメラの知識やテクニックをお伝えします。第1回目はカメラの種類、手ぶれ防止術、写した写真の楽しみ方をご紹介します。まずカメラを手に取ってください。そしてあまり構えず(カメラは構えて!)どんどんシャッターを切ってみてください。それがカメラを楽しむ第一歩です。

- 佐藤 正浩 氏 さとう まさひろ
- 1962年生まれ、札幌市在住。
専門学校札幌ビジュアルアーツ写真学科・常勤講師。
1986年、東京写真専門学校・報道写真学科卒業。
東京写真専門学校勤務を経て、1987年より(株)集英社に勤務する。
1992年に札幌に転勤。
北海道タキ・札幌シリウス・スタジオアトム・マークスタジオなどのフォトスタジオに勤務。
2008年より、現職。
日本写真芸術学会会員。
【取材・撮影協力/札幌ビジュアルアーツ写真学科】
デジタルカメラの種類もいろいろ。
デジタルカメラの種類は大きく分けて4つあります。その違いを説明するところから始めましょう。
- スマートフォン・タブレット内蔵カメラ
- 最近のスマートフォンやタブレット内蔵カメラは、以前に比べ驚くほど画質も向上し、写真に関するアプリケーションもたくさんあります。撮ってすぐSNSやブログ、メールに転送できるなど、メモ感覚で撮影でき手軽さとしては一番です。

- コンパクトデジタルカメラ
- 通称「コンデジ」。スマホやタブレットのカメラではちょっと物足りないと感じる方にはコレ。価格も以前に比べ安くなってきており、軽量コンパクト。スマホなどでは撮影できない高倍率なズーム機能など価格帯によってたくさんの種類があります。デジカメと呼ばれる代表です。

- デジタル一眼レフカメラ
- 通称「デジイチ」。液晶ではなくファインダーを覗いて撮影できるカメラです。入門機からプロ向けまで価格が数万円から数十万円と幅広い種類があります。最大の特徴は、目的に合わせてレンズが交換できること。多くのレンズの種類の中から自分に合ったこだわりの写真を撮影することができます。

- ミラーレス一眼カメラ
- レンズ交換が可能でデジタル一眼レフカメラよりも小型軽量で持ち歩きもラク。ボディのデザイン性なども重視され、最近見かけることが多くなりました。

撮影の禁じ手「手ぶれ」の攻略法。
最近のカメラは技術の進歩に伴いあまり失敗することが少なくなりましたが、撮影失敗の多くは手ぶれではないでしょうか?手ぶれはピンボケと同様に写真が鮮明に写らない原因の一つ。撮影時にカメラが動いてしまうことが大半の原因ですので、ちょっとした方法でブレによる失敗の多くを防ぐことができます。
手ぶれの失敗を防ぐには、①三脚をつかう ②手ぶれ防止機能を活用する ③地面・壁・塀などを利用してカメラを固定する ④リラックスする ⑤カメラをしっかりと構えるなどがあります。
①②③などが使えない場合は、④⑤を心掛けましょう。また広角レンズよりも望遠レンズの方が、手ぶれが目立ちやすくなりますので、望遠レンズほど手ぶれ防止の対策が必要になります。
三脚でカメラを固定する
地面・壁・塀を利用する
カメラの構え方の「良い例/悪い例」
良い例/足を肩幅くらいに開き脇が締まっている
悪い例/脇を締めていない
良い例/カメラを下から支え、しっかりと立ってファインダーを覗いている
悪い例/ファインダーをしっかり覗けておらず、前傾姿勢になっている
良い例/両手で安定している
悪い例/片手で安定していない
良い例/横構えでのカメラの持ち方
良い例/縦構えでのカメラの持ち方
撮影した写真の楽しみ方もイロイロ!
スマホなどで撮影した場合、twitterやfacebook,InstagramなどのSNSに写真を簡単にアップして楽しむことができます。気に入った写真をプリントして部屋に飾ったり、友達との思い出をプリントしてプレゼントしたり、多くの楽しみ方があります。