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いいものがたり ~北海道未来応援プロジェクト~

vol.52 厚岸町 有限会社瀬川食品「ふきっこ(佃煮)」

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いいものがたり ~北海道未来応援プロジェクト~

北海道地図 vol.52 厚岸(あっけし)町 有限会社瀬川食品「ふきっこ(佃煮)」

今回も前回に引き続き、フキと昆布の佃煮「ふきっこ」の企画製造販売を手掛けた、瀬川食品の澤野恵一社長と音別ふき蕗(ふき)団の伊藤まり代表にお話を伺いました。

有限会社瀬川食品

ふきっこ(佃煮)

ふきっこ(佃煮)

厚岸沖で水揚げされた上質な昆布と、釧路市音別(おんべつ)町のフキがコラボして作られた佃煮「ふきっこ」。フキは、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培されています。甘すぎない味付けで仕上げられており、昆布のダシと歯ごたえ、そしてフキの食感と風味、爽やかな苦みが見事に表現された商品です。ご飯のおかずになるだけでなく酒の肴にもオススメです。

商品開発の背景地域をまたいだ特産品同士で、
新たな商品作り

ふきっこのパッケージ

厚岸町産の上質な昆布と釧路市音別(おんべつ)町の特産品・フキを使った佃煮「ふきっこ」。フキの食感と爽やかな苦みが良く引き立ち、昆布の歯ごたえとダシがきいた、甘すぎない味付けが特徴の商品です。
釧路市の小学校や中学校の給食にも使われるなど、地域の産品として認知度が上がりつつある商品です。

瀬川食品・澤野恵一社長(右)と音別ふき蕗団・伊藤まり代表(左)
音別ふき蕗団・伊藤まり代表(左)
瀬川食品・澤野恵一社長(右)

もともとは、音別ふき蕗団の伊藤まり代表が、一年を通じて生産できる音別産のフキを使った加工商品のアイデアを「釧路市ビジネスサポートセンターk-Biz(ケービズ)」に相談し、佃煮などの食品加工を手掛ける瀬川食品の澤野恵一社長を紹介されたことがきっかけで誕生した商品です。現在では店頭に並べるとすぐに売り切れるほどの人気商品です。

ふきっこを製造中の澤野社長

「製品として良いものを作る自信はありましたが、伊藤さんのフキに対するこだわりも強かったので、そこをクリアするのが一番難しかったです」と、澤野社長は開発当時の苦労を話してくれました。「とにかくフキの良さを伝えたい。その一心で、フキと昆布の配合量を変え、何度か作り直してもらいました」と、伊藤代表。二人の熱心な取り組みが現在の人気の源になっています。

地域紹介自然と食材の宝庫、厚岸町

厚岸町

澤野社長には地元厚岸の魅力についてもお伺いしました。「とにかく自然の宝庫、食材の宝庫です。厚岸町は牡蠣が有名ですが、それ以外の海産物も豊富に獲れますし、暮らしやすい地域。おいしいものや見どころがたくさんあるので、一度は遊びに来てください」と、教えてくれました。

佃煮「ふきっこ」

厚岸だけでなく音別は現在、人口減少が目立ち、活気が失われていると言われていますが、特産品が地域をまたいでコラボし、人気商品を生み出すような新たな取り組みに今後も注目です。

商品紹介

ふきっこ(佃煮)
ふきっこ(佃煮)

名称/佃煮

原材料名/ふき(音別産)、昆布(厚岸沖)、醤油、砂糖、水あめ、風味調味料、醸造調味料、醸造酢、酵母エキス/たん白加水分解物、ソルビット、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、寒天、(一部に大豆、小麦を含む)

保存方法/直射日光、高温多湿を避け、常温で保存

内容量/150g

賞味期限/製造日より6カ月
※賞味期限は開封前に限ります。開封後は冷蔵庫に保管し、早めにお召し上がりください。

価格/600円(税込)

商品問合せ先
瀬川食品
https://segawakonbu.net/

ノーステック財団ロゴ

ノーステック財団は、北海道産業の振興と活力ある地域経済の実現、そして道民生活の向上を目的として、科学・産業技術の振興に関する事業を総合的に推進する財団です。
ご紹介した商品は、ノーステック財団が「ほくでん産業技術振興基金」を活用して、北海道の産業振興につながる地域企業の商品開発を支援して作られた商品です。

https://www.noastec.jp/

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※掲載情報は2023年9月15日時点のものです。

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