いいものがたり ～北海道未来応援プロジェクト～
vol.51 厚岸町 有限会社瀬川食品「ふきっこ(佃煮)」
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今回お伺いしたのは道東・厚岸町にある、瀬川食品です。こちらでは釧路市音別（おんべつ）町で栽培される特産品のフキを使い、厚岸町産昆布と炊いた佃煮「ふきっこ」を製造しています。
有限会社瀬川食品
ふきっこ（佃煮）
厚岸沖で水揚げされた上質な昆布と、釧路市音別（おんべつ）町のフキがコラボして作られた佃煮「ふきっこ」。フキは、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培されています。甘すぎない味付けで仕上げられており、昆布のダシと歯ごたえ、そしてフキの食感と風味、爽やかな苦みが見事に表現された商品です。ご飯のおかずになるだけでなく酒の肴にもオススメです。
厚岸町産昆布を使った商品製造を手掛ける
老舗企業
1965（昭和40）年創業の有限会社瀬川食品。現在は2代目となる澤野恵一社長が切り盛りしています。厚岸町産の上質な昆布を使い、お正月には欠かせない昆布巻きや、地域を代表する海産物・牡蠣や鮭などを使った佃煮を製造販売しています。どの商品も澤野社長が陣頭に立ち、丹精込めて作られています。
音別産の特産品・フキを使った佃煮
瀬川食品・澤野恵一社長(右)
道東・厚岸町産の昆布と、同じ道東釧路市音別町で栽培されるフキを使ってできたのが、今回ご紹介する厚岸町産昆布とフキの佃煮「ふきっこ」です。フキはしゃきしゃきとした歯ごたえと爽やかな苦みがあり、昆布の風味と歯ごたえ、加えてダシがしっかり利いた、甘すぎない味付けが特徴の商品です。
フキは釧路市内中心部から自動車で40分ほどの場所に位置する音別町の「音別ふき蕗（ふき）団」で栽培されています。農薬や化学肥料を一切使わないフキとして、近隣住民からは大人気です。収穫期は5月下旬から6月下旬まで。代表の伊藤まりさんが中心となり、フキの栽培のほか、フキを原材料にした加工品づくりに励んでいます。
ご飯のおともだけでなく、
酒の肴にもうってつけ
「ふきっこ」は、こだわって栽培されたフキと厚岸町産の昆布が見事にマッチした商品で、味付けは瀬川食品の澤野社長が手掛けています。「甘さを控えめにして、フキの風味と食感、昆布のダシがうまく表現できるよう作りました」。製造は出荷時間から逆算し早朝5時から開始。澤野社長が一人黙々と釜に向かい、丁寧に作っていました。
ご飯のおかずにだけでなく、お酒のおつまみにも最適です。
道の駅 厚岸グルメパーク「厚岸味覚ターミナル・コンキリエ」や釧路空港土産店などでも販売されています。ちなみに澤野社長は「たまごかけご飯の醤油のかわりに『ふきっこ』をたっぷり乗せて食べる」のがイチオシの食べ方だそうですよ。
ふきっこ（佃煮）
名称／佃煮
原材料名／ふき（音別産）、昆布（厚岸沖）、醤油、砂糖、水あめ、風味調味料、醸造調味料、醸造酢、酵母エキス／たん白加水分解物、ソルビット、カラメル色素、調味料（アミノ酸等）、増粘多糖類、寒天、（一部に大豆、小麦を含む）
保存方法／直射日光、高温多湿を避け、常温で保存
内容量／150g
賞味期限／製造日より6カ月
※賞味期限は開封前に限ります。開封後は冷蔵庫に保管し、早めにお召し上がりください。
価格／600円（税込）
●商品問合せ先
瀬川食品
https://segawakonbu.net/
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瀬川食品
ふきっこ150g入1袋
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応募締め切り：2023年9月28日(木)
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海の幸「昆布」と、山の恵み「フキ」が見事にコラボした商品でした。
次回も引き続き瀬川食品でお話をお伺します。
ノーステック財団は、北海道産業の振興と活力ある地域経済の実現、そして道民生活の向上を目的として、科学・産業技術の振興に関する事業を総合的に推進する財団です。
ご紹介した商品は、ノーステック財団が「ほくでん産業技術振興基金」を活用して、北海道の産業振興につながる地域企業の商品開発を支援して作られた商品です。
※掲載情報は2023年9月1日時点のものです。
