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あなたのまちを ぐるり深ぼりツアー vol.21

第21回 「七飯の旅」<前編>

こちらに掲載されている記事の、ポイント獲得・抽選応募期限は終了しております。

あなたのまちを ぐるり深ぼりツアー 第21回「七飯の旅」<前編>

これまで道内各地を取材してきた北海道の月刊情報誌「HO(ほ)」が、毎月、あなたのまちにスポットをあて、まちの魅力を深ぼりしてご紹介。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出自粛が続いていますが、コラムを読んで旅気分を味わっていただけたら幸いです。
感染拡大が収束した際には、ぜひ現地に足を運んでください!

今月は「七飯」を旅します。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間・定休日の変更等を行なう場合があります。詳細につきましては各施設・店舗までお問い合わせください。


焼きたてが楽しみ 地元で愛されるパン屋さん【おおぬまベーカリーぽこ】

今回訪れるのは七飯町にある大沼国定公園。

この小沼越しに見る駒ヶ岳がきれいですね。
大沼公園広場に向かいますが、まずは手前で寄り道します。

三角屋根がおしゃれなパン屋さん「おおぬまベーカリーぽこ」は、観光客はもちろん、何よりも地元客で人気のパン屋さんです。

香ばしいにおいに包まれた、おしゃれな店内。パンは季節限定や週替わりも含み、約30種類ほどが並びますが、早いときは15時ごろには売り切れることも。

店を営むのは廣澤実さんと章子さん夫妻です。
「できるだけ焼きたてを食べてほしい」と、こまめに焼き上げながら、次々とお店に並べているそうです。開店中に、食パンなら3回ほど、そのほかのパンも4~5回は焼きたてが運ばれてきますよ!

函館出身の廣澤さんは札幌のパン屋で修業をしていましたが、その店が閉店に。
「しばらく札幌で会社勤めをしていましたが、やっぱりパンを作りたくて」
函館の知人の店を手伝いながら開店準備を進め、2017(平成29)年、廣澤さんが子どものころから何度も遊びに来て親しんでいた、大沼に店を開きました。

「まちの人が毎日食べてくれる、馴染みのパン屋になれたら」と、親しみやすいパンを中心に、地元の人のリクエストにもできる限り応えているそう。
人気はやっぱり食パン。日本で古くから使われていたホップ種で低温長時間醗酵させたパンは、香り良く、しっとりソフトな食感。小麦粉はすべて道産を使用しています。
「ぽこの食パン」は1本(3斤分)870円(税込)、1斤なら290円(税込)。章子さんが好みの厚さに切ってくれますよ。

地元食材を使ったパンもオススメです。山川牧場のジャージー種とホルスタイン種のミルクをブレンドした、濃厚な牛乳のクリームがたっぷりと入っている「クリームパン」は150円(税込)。

さて、おいしいコーヒーもあるので、公園までテイクアウト。
「くるみとブルーベリーのスコーン」180円(税込)、ベーコンのサンドイッチ「BLT」260円(税込)、七飯の2種類のリンゴを使った「アップルパイ」220円(税込)。
おいしいパンを、大沼のほとりでいただきます!

おおぬまベーカリーぽこ

住所
亀田郡七飯町大沼町663-2
電話
0138-83-1664
営業時間
9:00~17:00 
※売り切れ次第閉店
定休日
月曜(火曜不定休)
Facebook
https://www.facebook.com/poco.onuma

散策の前に立ち寄って 大沼情報をキャッチしよう【大沼国際交流プラザ(大沼観光案内所)】

さて、大沼の観光の中心地といえば、ここJR大沼公園駅周辺です。

駅のすぐ隣にあるのが「大沼国際交流プラザ(大沼観光案内所)」
大沼観光の玄関口として、大沼国定公園を楽しむためにも、ぜひ立ち寄りたい場所です。
館内には大沼はもちろん、近隣の地図やパンフレットなども充実。

「大沼公園は北海道駒ヶ岳の景観、季節の花、小鳥やリスなど生き物との出合いを堪能できる場所です」と、迎えてくれたのは案内所のお二人。
お二人のオススメは、
「夏のスイレンや小沼方面の“夕日の道”がオススメです。静かでバードウォッチが楽しめますし、名前の通り夕日がきれいです」と杉山さん(左)。
「マニアックですが、コケがじゅうたんのように広がる、“コケの丘”から見る駒ヶ岳が穴場の眺めです。館内でお申し込みいただけるネイチャーガイドもありますので、ベテランガイドさんと出かける散策もおもしろいですよ」と、石沢さん。

こんなふうに詳しい地図と共に案内してくれます。
またレンタサイクルを利用して、「ちょっと遠出」もこれからいい季節なのだそう。
「自転車で行ける、おいしいお店や素敵なお店もご案内します」
ちなみに大沼1周約14kmに挑戦する人もいるそうです!

館内はカフェもあり、ホットコーヒーや季節限定のメニューが楽しめますので、散策後に休憩で立ち寄るのもオススメ。ギャラリーでは写真や絵、陶芸作品など、月替わりの展示もあります。地元特産品も販売しているのでおみやげも購入できます。

大沼公園にまつわる書籍が読めるコーナーも。
大沼を舞台とした谷村志穂さんの小説「大沼ワルツ」、大沼で生まれた名曲「千の風になって」の訳詩・作曲者で、大沼在住の新井満さんの著作や、大沼の歴史エッセイ、大沼で詠まれた短歌集なども置いています。購入できる本もありますよ。
ちなみに、次回、後編では「大沼ワルツ」ゆかりの雑貨屋さんも訪ねます。

さて、大沼公園広場を散策していると……、乗ってみたくなりました。

スワン型のペダルボート。憧れていたんですよね。
運動もかねて水面からの景色を楽しんでみます。

大沼に浮かぶ小島は、なんと全部で126個もあるのだそう。
小島に架けられた橋を渡り、四季折々の景色を楽しめる遊歩道「島巡りの路」で散策もできますが、ボートで近づくのもまた違った景色でとっても新鮮!

湖はヒョウタンのようにくびれた形で、大きい方を大沼、南西部の小さい方を小沼といいます。この広場周辺はくびれ部分にあり、古くから特に眺めのいいポイントとして知られているのです。1人ボートもオツなものです。

明日は筋肉痛になりそうですが、風(?)になった気分で、湖面にボートを走らせるのは爽快でした。
今度はスイレンの季節にまた来ます!

大沼国際交流プラザ(大沼観光案内所)

住所
亀田郡七飯町大沼町85-15
電話
0138-67-2170
開館時間
8:30~17:30
休館日
12月31日~1月2日

※館内無料Wi-Fi、有料ロッカーあり

ネイチャーガイド

料金
約90分 1人2,000円(保険料含む)
受付時間
9:00~15:00(毎日)
受付・出発
大沼国際交流プラザ

※終了後は館内でコーヒーまたはジュースのサービスあり

※掲載情報は2020年5月11日時点のものです。

北海道情報誌
HO
[ ほ ]
(毎月25日発売 本体556円+税)


北海道の旬な情報、おすすめスポットなどを、独自の視点で紹介する北海道の総合情報誌です。道民も目からウロコの情報をお届けします。
http://www.burant.co.jp/


プレゼント

「大沼国際交流プラザ」より、ワカサギの佃煮やリンゴのお菓子など、大沼・七飯特産品の詰め合わせを抽選で10名さまにプレゼント!

※厳正なる抽選のうえ、賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます。
※当選賞品の発送は6月下旬の予定です。

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