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いいものがたり ~北海道未来応援プロジェクト~

vol.26 乙部町 居酒屋 和がや「ゆり根の和ぷりん」/「ゆり根の和ぷりん黒千石」

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いいものがたり ~北海道未来応援プロジェクト~

北海道地図 vol.26 乙部町 居酒屋 和がや「ゆり根の和ぷりん」/「ゆり根の和ぷりん黒千石」

前回に引き続き、乙部町の居酒屋 和がやを取材しました。ゆり根の和ぷりんが誕生するまでは試行錯誤の連続でした。

居酒屋 和がや

「ゆり根の和ぷりん」/
「ゆり根の和ぷりん黒千石」

「ゆり根の和ぷりん」/「ゆり根の和ぷりん黒千石」

乙部町産ゆり根を使った、全国でも珍しいスイーツです。甘さは控えめで口あたりはなめらか。ゆり根の食感を再現できるようにと、何度も試行錯誤を繰り返し作られたプリンです。まるで和菓子のような感覚で食べることができるため、商品名も「和プリン」としました。プレーンタイプのほか、黒千石という黒豆をジュレにし、カラメルに見立てたタイプもあります。ほかでは見かけない新食感スイーツです。

商品開発の背景試行錯誤の連続で生まれた新商品

堀之内信次郎さん
堀之内信次郎さん

乙部町で生産されるゆり根を使い「地域貢献できる商品を作りたい」との想いで作られた「ゆり根の和ぷりん」。しかし、商品開発にはかなりの手間暇がかかったそうです。商品を作った居酒屋 和がやの店主・堀之内信次郎さんは「試行錯誤の連続でした」と、苦笑しながら商品を開発した当時を振り返ってくれました。

ゆり根

町内ではあまりゆり根が消費されていないことから、お店のメニューとして、かき揚げや素揚げなどにして提供していました。ですがお客さんの反応はイマイチだったそうです。「町内で聞いても、これといったレシピがなく困りましたよ」と堀之内さん。ですが転機が訪れたのが、人づてで紹介され札幌のパティシエとの出会いでした。

「ゆり根の和ぷりん」を製造している様子

「ゆり根を使ったモンブランを作った方で、いろいろな相談に乗ってもらいながら、ようやく完成させることができました。味も食感も自慢できる仕上がりです」と、会心の商品になったとのこと。試作を70~80回ほど繰り返し、着想から販売に至るまで約4年という時間がかかったそうです。

地域紹介自然の魅力がいっぱいの乙部町

縁桂森林公園から1キロほどの歩いた場所にある樹齢500年とされる連理の木「縁桂(えんかつら)」

堀之内さんに乙部町の魅力もお伺いしました。
「町内にある滝瀬海岸の白い断崖『シラフラ』や『くぐり岩』も有名ですが、樹齢500年とされる連理の木、『縁桂(えんかつら)』もオススメです。縁桂森林公園から1キロほど歩いた場所にあり、マイナスイオンがたっぷり浴びられるので、1年に1度は必ず訪れて森林浴を楽しんでいます」と、教えてくれました。

「ゆり根の和ぷりん」/「ゆり根の和ぷりん黒千石」

道南の小さなまちから生まれた、全国でも珍しい「ゆり根の和ぷりん」。今後は、道内での販路拡大だけでなく、ゆり根の食文化が普及している関西圏での販売も視野に入れているそうです。気軽に使えるお土産品として、また乙部町を代表する新たな特産品として全国へ、今後も注目したい商品でした。

商品紹介

ゆり根の和ぷりん
ゆり根の和ぷりん

原材料名/牛乳(北海道産)、ゆり根(北海道産)、砂糖、白花豆、生クリーム(乳成分含む)、酵素水飴、ゼラチン

内容量/80g

賞味期限/製造日より8日(底部に記載)

保存方法/要冷蔵(10℃以下)

価格/3,500円(4個入・税込)

ゆり根の和ぷりん黒千石
ゆり根の和ぷりん黒千石

原材料名/牛乳(北海道産)、ゆり根(北海道産)、砂糖、白花豆、黒千石、生クリーム(乳成分含む)、酵素水飴、ゼラチン

内容量/85g

賞味期限/製造日より8日(底部に記載)

保存方法/要冷蔵(10℃以下)

価格/3,700円(4個入・税込)

商品問い合わせ先
居酒屋 和がや
電話:0139-56-1315
商品注文の受付時間:
9:00~20:00(日曜定休)

ノーステック財団ロゴ

ノーステック財団は、北海道産業の振興と活力ある地域経済の実現、そして道民生活の向上を目的として、科学・産業技術の振興に関する事業を総合的に推進する財団です。
ご紹介した商品は、ノーステック財団が「ほくでん産業技術振興基金」を活用して、北海道の産業振興につながる地域企業の商品開発を支援して作られた商品です。

https://www.noastec.jp/

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※掲載情報は2022年8月19日時点のものです。

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