聞いトク!知っトク!プロトーク Vol.09
掃除専門家 佐藤満春さん
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12月は、一年の締めくくりの月。大掃除をしたいけれど、なかなか着手できずにソワソワしている方へ。今回は掃除がちょっと気楽になるお話やお役立ち情報、みんなで掃除をするときのポイントなどを、芸人、放送作家、大学客員講師、そしてトイレや掃除の研究家として活躍中の佐藤満春さんに伺ってきました!
佐藤満春さん Profile
1978年生まれ、東京都町田市出身。お笑いコンビ「どきどきキャンプ」として活動する傍ら、構成作家としても活躍。ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』など多数の人気番組を手がける。トイレ・掃除評論家としても知られ、講演や執筆も精力的に行う。2025年4月より桜美林大学の客員講師に就任し、教育分野でも活動の幅を広げている。
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掃除を好きになったきっかけは、
トイレへの愛だった。
― 多方面で活躍中の佐藤さん。トイレ掃除から、掃除全般が好きになったと聞きましたが?
そうなんです。僕がトイレに深く興味を持ったのは、あるテレビ番組でウォシュレットの開発ストーリーを見て感動したのがきっかけでした。それからトイレの研究を始めたんです。文化や歴史を調べたり、トイレのことだけを語るトークライブをやったり。その後、バラエティ番組でも話す機会があって、すごく評判が良かった。実はトイレ掃除を学ぶために、業者さんのもとで2年ぐらい修行したんです。だって、トイレ掃除って誰も教えてくれないでしょ?そこで得たノウハウが、掃除全般に共通するものが多いと気付いたんです。そこから掃除に詳しいひとという認知が高まって、今があります。
― トイレを研究し続けて、ついにはお掃除グッズを監修されたとか?
研究していてわかったんですが、硬いブラシでこすると便器に傷がつき、その傷に汚れがたまりやすくなるんです。今のトイレってすごく良いコーティングなのに、いまだに硬いタワシでこする文化が残っている。そこで、和歌山県の繊維工場と組んでつくったのが、繊維が細くて柔らかなブラシ「びっくり抗菌トイレクリーナーDX サトミツ棒」。便器に直接かけると流れちゃうので、洗剤はブラシにかけて泡立てる。その泡でなでるように掃除すると傷をつけずに汚れを落とせます。トイレ研究の集大成みたいなものですね。
※「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です。
誰でも必ず結果が出る。
それが掃除の醍醐味!
― 掃除のおもしろさって、どんなところにありますか?
必ず結果が出るところ!これって、人生においてすごく珍しいことだと思うんです。頑張って勉強しても志望校に入れないことはあるし、スポーツだって努力が報われないこともある。でも掃除は、正しい方法でやった分だけ、必ず視覚的に結果が出るんです。これって数少ない「成功体験を積みやすい」ものだと思っていて、僕はエンターテインメントぐらいの感覚で捉えています。
― それでも掃除が億劫に感じる場合って、どうしたらいいでしょう?
日本人って潔癖すぎると思うんです。みんなキレイでいたい気持ちが強いから、汚れを見るのがイヤで、掃除も嫌いになっちゃう。でも僕自身、全く潔癖じゃないんですよ。「生きていたら汚れるじゃん」くらいの感覚。本気出せばいつでも落とせるから、汚れに対してそんなに気にしない。だから、皆さんもっとラフに考えていいと思いますよ。経年劣化なんて当たり前だし、それこそが、生きてきた証なんですから。
大掃除はもっと気楽に。
目に見えてキレイになるところから。
― これから大掃除を考えているひとへ、アドバイスをお願いします。
1日で全部やろうとしないことが大切です。例えば、今週の土曜日はお風呂、来週はキッチンという風に、何日間かに分けた方が気持ちも楽!広い場所から掃除すると目に見えてキレイになるので、成功体験を得やすいです。あとは、いらない物の処分から始めるのもおすすめ。物が減ると、それだけで「努力した結果」が目に見えてわかりますから。全部自分でやろうとせず、専門的なところは掃除業者さんにお願いするのも効率的だと思います。掃除アイテムでいうと、最近のおすすめは中性のマルチクリーナーとアルカリ電解水。油汚れにも使えて、便利です。気になる100円グッズをいろいろ楽しみながら、気分を上げて掃除するのもいいですよね。
一人でも大人数でも、
モチベーションが上がるコツがある。
― 家族など、大人数で掃除をする場合のポイントってありますか?
役割分担ですね。それぞれ得意不得意があるから、得意なことをやった方が効率的に掃除ができます。僕の家族でいうと、妻は掃除機、僕はお風呂やキッチン、トイレ。子どもは自分のおもちゃの分別。それと、掃除が終わったら「すごくキレイになったね、ありがとう」と声をかけ合うことが本当に大切。努力した結果を共有する人数が多いほど、モチベーションが上がります。一人暮らしのひとは、写真に撮って親御さんや友だちに送ってみるのもいいですね。最後に言いたいのは、掃除を罰ゲームみたいに考えないでほしいということ。もっとラフに、呼吸するぐらいの感覚で生活にとけ込ませられたらいいなと思います。使っているんだから、汚れて当たり前。掃除って、「新品に戻すこと」じゃなく「快適さを取り戻すこと」なんです。こういう話をしたいんで、北海道でもお掃除セミナーを開けたらいいですね。きっと、楽しいと思います。
掃除はもちろん、トイレ研究のことも盛り沢山!
正しい掃除の方法やかんたんお掃除術、トイレに関する研究や活動などを、YouTube「サトミツちゃんねる」やInstagram、Xなどで発信中。お掃除前にチェックしてみてはいかがでしょうか?
佐藤満春さんのSNSはこちら YouTube「サトミツちゃんねる」XInstagram
※掲載情報は2025年12月12日時点のものです。





