快適カーライフはタイヤから!
タイヤ交換・保管のワンポイントアドバイス
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北海道のカーライフでは、スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換は季節の変化が感じられる、ちょっとしたイベントです。交換時期の目安はおおよそ4月中旬から下旬頃。
とくに4月に入ると気温が上がり、平野部では積雪の心配もなくなるため、自宅の近隣だけで車を使用する人の多くがこのタイミングで交換するようです。
ですが、4月でも雪が降ることがあり、山間部や峠道では平野部と路面状況が異なることもあるため、遠方に行く機会が多い人はゴールデンウィーク後に交換するのも目安になります。ご自分の予定を考えながら天気予報を確認し、適切な交換時期を決めることをお勧めします。


タイヤ交換時にはいくつかのポイントがあります。
まずは夏タイヤの空気圧が4本とも適正値なのかをチェックしましょう。一般的に、運転席ドアの開口部に書かれています。わからない場合は取り扱い説明書などで確認すると良いでしょう。空気圧が低くなっていると燃費の悪化や走行の安定性低下の原因になります。逆に高すぎてもタイヤ本来が持っている性能が発揮できません。
またタイヤのホイールナットが適切に締め付けられているかも重要です。トルクレンチで確実な締め付けをしてタイヤを装着したあとは、ある程度走行して、ホイールナットに緩みがないかを確認する「増し締め」が大切です。緩みは最悪の場合、脱輪事故の原因になるため走行時の安全性を図るためにもしっかり意識して行ってください。
交換後の冬タイヤを保管するための心構えもご紹介します。まず、丁寧に水洗いをして、しっかり乾燥させましょう。冬道の走行で融雪剤が付着したままでいると、タイヤの劣化やホイールのサビの原因となります。保管場所は、直射日光が当たらず湿気の少ない所が最適です。タイヤの変形や変色を避けるために、直接床や地面に置かず、パレットや板を敷いて保管すると良いでしょう。


せっかくタイヤ交換をしたのに、走行中に予期せぬトラブルに遭うことも。最近の車にはスペアタイヤがなく、パンク修理キットを積んでいないことがほとんどです。また、用意していたとしても、日ごろから使い慣れていないと、いざという時にうまく対処できません。そのような時はJAFや自動車保険付帯のロードサービスを活用すると良いでしょう。
タイヤ交換や保管に不安がある場合、走行中にトラブルがあった場合などは、身近にある自動車整備の専門店を頼るのも方法です。毎日のカーライフを快適に過ごすために、タイヤを万全な状態にし、安全運転を心掛けてください。
※掲載情報は2025年3月24日時点のものです。