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あの街のいいところ知りたい! めぐり旅 ぐるっと北海道

vol.26 いさみ寿し

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HO × エネモール あの街のいいところ知りたい! 地元民がすすめる! めぐり旅ぐるっと北海道

日胆エリア編

広~い北海道。太平洋に沿う道央の西から東に並ぶ18の市町村からなる、胆振・日高地方。
略して「日胆エリア」は、水揚げされる魚介も農畜産物も、地域ならではの特色があります。
気持ちのいい秋風に誘われて、日胆エリアをめぐり旅です!

2

いさみ寿し

旬の握りに
えりもの味覚を丼で
地元の「今」が味わえる

女性のイラスト

うに・つぶ・ボタンエビ丼

北海道の南東部、豊かな水産資源に恵まれた漁業と観光のまち、えりも町。
襟裳岬周辺海域は、寒流と暖流が出合う世界屈指の漁場。全国的に有名な「日高昆布」の産地であり、この海域ならではの高級魚介が一年中水揚げされます。

えりもの地場の味覚を求め、遠方からも客が訪れる「いさみ寿し」。
中には、この店を目当てに“日帰り弾丸ツアー”でやってくる道外のファンもいるほど。
店に立つのは2代目の荒木さんご夫妻。ネタはえりもの前浜で獲れた旬の魚介を中心に揃え、地場の恵みを味わってもらう場だからこそ、素材の質にこだわります。

えりも沖は道内でも指折りのウニ漁場。贅沢なことに、日高昆布をもりもり食べて育った「エゾバフンウニ」は、昆布の滋味もたっぷり取り込み、大粒で甘く、まろやかな口溶けの極上品。3~5月が旬の、えりもの「春うに」で埋め尽くされた「ウニ丼」4,300円(税込)は、えも言われぬ口福です!

えりもに来たなら必食!なのが、男性のこぶし大はある、日高地方特産の「真つぶの刺身」1人前1,800円 (税込)。コリコリとした食感と、独特の甘みがたまらぬその美味しさは、アワビにも勝るとも言われるほど。大きいほどに甘みが深く旨さが増す真つぶは、やはり刺身が最高!店内のいけすで管理し、調理する直前にさばきます。

最近は近海での漁獲量も減り、地物は仕入れが難しいというボタンエビも、えりもの地の味覚。
そんな贅沢トリオが一同に盛られた「うに・つぶ・ボタンエビ丼」3,800円(税込)は、えりもの旬の味覚を一度に味わえる、人気の丼です。

店主の荒木さん
真つぶ

サケやタコなど、名産は数多くありますが、日高に来たら握りで食べてほしいのが、これから旬を迎える「マツカワ」(時価)。カレイ類の中でも「幻の魚」と言われ、カレイの王様を表現した「王鰈」というブランド魚としても有名です。肉厚で上品な甘みの脂が程よく乗り、とても美味。

ネタの良さはもちろんなのですが、それを引き立てるシャリの役割も重要です。
握り寿司では、シャリの温度にも気を配ります。口に入れた瞬間に「美味しい」と感じるためには、ネタとの温度差が大事で、冷たいネタに対し、シャリはほんのりひとはだが良いのだそう。
丼と握りで異なる醤油も、素材との一体感を出し、持ち味を際立たせています。

また、「寿司屋という非日常空間に来てもらった、特別感を感じてもらえるように」と、細部に行き届く空間への気配りも居心地が良く、お寿司をさらに美味しくしてくれるおもてなし。
昼にはおトクなランチメニューもありますよ。
えりも町に訪れたなら、ぜひ立ち寄ってほしい名店です。

豊かな漁場の贈り物
えりもならではの贅沢を
心ゆくまで

いさみ寿し

【住所】
幌泉郡えりも町本町86-3

【電話】
01466-2-3141

【定休日】
不定休

【営業時間】
11:30~13:30、16:30~22:00
(シャリがなくなり次第終了)

【ホームページ】
https://www.isamisushi.info/

いさみ寿し 店舗外観

※掲載情報は2021年10月13日時点のものです。

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毎月25日発売 660円(税込)

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