vol.12 furano bijou（フラノビジュー）

北海道の真ん中、上川エリア。中でも、のどかな田園風景や色彩鮮やかな自然が魅せるアートな景観が魅力の富良野・美瑛は、この季節人気のスポットです。
道内屈指の食材王国だけあって、土地ならではの素材を使った商品やお店がたくさん。
「美味しい時間」へ、めぐり旅です！

富良野市にある洋菓子店「furano bijou」。
取材に伺った際にもひっきりなしにお客さまが訪れ、地域に根付き、地元のみなさんに愛されている店であることがわかります。

店内にはたくさんの焼き菓子、ショーケースには、色・デザイン豊かなケーキやマカロンが並び、「bijou＝宝石」の意味する通り、宝石箱をのぞき込むようです。
旬の素材を使った季節限定のケーキにも出会え、見た目にときめき、味を想像してワクワク！
店内にあるどの商品も人気が高く、この店の「看板」です。

周囲を豊かな山々に囲まれた富良野は年間を通しての気温差が大きく、その寒暖差により良質の農産物が収穫できます。そのため、富良野産の豊かな恵みを活かした商品や飲食店が多く、地産地消への取り組みとして、富良野市商工観光課が運営する「Made in Furano」という事業が行われています。
認定商品の顔ぶれは、富良野産の原材料を存分に活かし、「本当に美味しい！」と富良野が認めた逸品たち。
2020年、furano bijouの商品も「Made in Furano」の認定を受けました。

原石ともいえる素材を丹精を込めて育ててくれる生産者と、二人三脚でお菓子を作る、という想いをもとに、大切な素材が活きるよう磨き上げ、宝石のように輝かせて新たな命を吹き込む……。
furano bijouの商品には、生産者の想いも詰まっています。
オーナーシェフである高橋さんの「見た目だけでなく味も伴っていないとね」と何気なく語る響きに、一品一品への真摯な真剣勝負の姿勢がうかがえました。

2021年4月に、フラノマルシェ1内に2号店がオープン。こちらのお店には、ふらのバターを使った色とりどりのポップコーンやチュロスといった、本店にはない商品が登場です。
また、焼き菓子はオンラインショップでも購入が可能ですよ！

「喜ばれるものを贈りたい」。大切な人にギフトを届けるときは、誰もがそう思うはず。
想いや気持ち、喜びを贈る「お菓子」は、私たちの日常に溶け込み、“幸せの橋渡し”として今日も笑顔を運んでいます。

※掲載情報は2021年6月30日時点のものです。

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