ここから本文です。
ここから現在位置です。
現在位置ここまで。

それいけ「ほくでん」探検隊

Vol.9 原子力PRセンター「とまりん館」

こちらに掲載されている記事のポイント獲得期限は終了しております。

それいけ「ほくでん」探検隊 Vol.9

今回の
探検場所

原子力PRセンター
「とまりん館」

原子力PRセンター「とまりん館」外観

原子力発電の仕組みや科学の不思議、西積丹の文化や自然まで、楽しみながら知ることができる、原子力PRセンター「とまりん館」。
実物大の発電設備の模型展示や子どもに大人気の科学体験、さらには歴史ロマンを感じる発掘品展示など、ワクワクが止まらない、見どころが満載の施設を探検してきましたよ!

地域のみなさまに支えられ、とまりん館は今年で開館30周年。これからもよろしくお願いします!

泊発電所マスコットキャラクター「とまりん」
泊発電所
マスコットキャラクター
「とまりん」
アトリウム
原子力展示の入口

札幌市から車で約2時間。やって来たのは泊村にある原子力PRセンター「とまりん館」です。
泊発電所からほど近くの場所にあり、原子力発電の仕組みなどを知ることができる、子どもも大人もワクワクするような施設です。1991年にオープンし、2021年で30周年を迎えました。
どんな施設なのか、探検開始です!ちなみに入場料は無料なので、誰でも利用できますよ。

さっそく出迎えてくれたのは、泊発電所マスコットキャラクターの「とまりん」です。
館内には実物大模型やタッチ式モニターなどを通して原子力発電の仕組みを知ることができる「原子力展示」のほか、遊びながら科学に興味が持て、電気の仕組みなどを学べる「科学展示」、そして泊発電所周辺で発掘された埋蔵文化財や西積丹の自然などを知ることができる「地域展示」があります。そのほか、温水プールや西積丹の雄大な景色を360度の大パノラマで一望できる展望ラウンジなどがありましたよ!

※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、温水プールおよび展望ラウンジの利用は休止中です。

泊発電所3号機をモデルとしたタービンの実物大模型
泊発電所3号機をモデルとした原子炉容器の実物大模型

まずは原子力発電の仕組みをしっかり学ぼうということで「原子力展示」コーナーへ。
ここには泊発電所3号機をモデルとした実物大の模型やパネルなどが展示されています。

原子力発電の仕組みを簡単に説明すると、火力発電と同じように蒸気の力でタービン・発電機を回し、電気を作っています。火力発電と違うのは石油や石炭の代わりにウラン燃料を使っている点です。このウランの核分裂で生じた熱エネルギーで蒸気を作って、蒸気の力でタービン・発電機を回す仕組みなんです。
また、原子力発電は水力発電や太陽光発電、風力発電と同じように発電時にCO2を排出しません。エコですね。
毎日の暮らしに必要な電気を安定して供給するため、原子力発電の役割って大きいそうですよ。

3号機体感ミニシアター
発電所内で着用する作業服や装備品などの展示

原子力発電の仕組みを理解して実際の展示を見学すると驚きの連続です。原子炉容器模型や蒸気発生器模型、さらに蒸気タービン模型など、どれもしっかり作られていましたよ。
なかでも目を引いたのが、3号機の中央制御室を再現した「3号機体感ミニシアター」です。大型モニターには、原子力発電の仕組みがクイズ形式となって映し出されます。それを座席に座って手元のタッチパネルに触れて答えるというものでした。
実際に手で触れ、操作していると、発電設備を制御しているような気分が味わえるかもしれませんよ。

そのほか発電所内で着用する作業服や装備品などの展示がありました。
この「原子力展示」では音声で補足説明をしてくれる「音声ガイド」の無料貸し出しがありますので、そちらを利用すると一層理解が深まると思いますよ。
そのほか「安全対策」について理解できる展示もあり、見ごたえは満点でした。

次回は、引き続き「とまりん館」の「地域展示」や「科学展示」のご紹介です。続きはvol.10の後編をお楽しみに。

見学のご案内

原子力PRセンター「とまりん館」

〒045-0201
古宇郡泊村大字堀株村古川45番地1

0135-75-3001

※掲載情報は2021年9月10日時点のものです。

ポイント獲得はこちら

過去記事一覧へ戻る

ページの先頭へ戻る
本文ここまで。