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~北海道の地域を応援~発信!北海道いいものカタログ〔番外編〕

「豊浦町ホタテ漁師の商品開発ストーリー」その1

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~北海道の地域を応援~発信!北海道いいものカタログ〔番外編〕

おうちにいながら
北海道地域応援企画!

北海道各地のメーカーや生産者のみなさんが、さまざまな想いを持って地域貢献を軸に開発した、世の中にあまり知られていない隠れた名品をご紹介する「発信!北海道いいものカタログ」。
その番外編として今月は、株式会社青功舎(せいこうしゃ)のホタテの佃煮「小幌煮(こぼろに)」とそのホタテの名産地である噴火湾に面した自然あふれる町 豊浦町について4回にわたってご紹介していきます。

豊浦町の場所

噴火湾の海と山にめぐまれた豊浦町
~日本一と呼ばれる秘境駅「小幌駅(こぼろえき)」~

1回目の今回は、豊浦町役場 産業観光課長補佐 堀 克吉さんと、一般社団法人 噴火湾とようら観光協会 田中 博子さんに、豊浦町についてお話をお聞きしました。

株式会社青功舎のホタテの佃煮「小幌煮」の名前の由来となった「小幌駅」。豊浦町に位置するJR北海道 室蘭本線の駅のひとつで鉄道好きの方々には有名な秘境駅ということですが、どのような駅なのでしょうか?

小幌駅
小幌駅

小幌駅

堀 克吉さん
トンネルとトンネルの間のわずか80mほどの間にある、日本一の秘境駅とも言われている駅です。車で行く道路はもちろん、歩いて行くために整備された道もありません。一時、JRより廃止の意向を受けましたが、観光振興の目的で町が維持・管理すると申し出をしたことで、現役の秘境駅として存続しています。

ただ、本数が少ないので、駅で一度下車してしまうと次に列車がくるまでかなりの時間が空いてしまう場合がほとんどです。駅で降りる予定の方は、次の列車時間を確かめて良いタイミングの列車を選んでください。
そして駅に降り立つことができた方は「小幌駅」の看板と一緒に写真を撮ってください!豊浦町の「道の駅とようら」「天然温泉しおさい」、インディアン水車公園に隣接するカフェ「すいしゃ」で、「秘境駅到達証明書」を発行してもらえます。

※小幌駅で下車したい方は、必ず事前に列車の時刻を確認してください。

※とようら観光協会主催の「小幌駅周辺散策」の日帰りツアーもあります。予約が必要ですので事前にお問合せください。

「小幌煮」もホタテの佃煮ですが、豊浦町といえば、やはりホタテが特産品ですか?

田中 博子さん
豊浦町は、噴火湾の養殖ホタテの発祥の地です。
豊浦町では、主に「耳吊り」という方法でホタテ養殖をしています。ロープに取り付けられたピンを、稚貝の「耳」と呼ばれる部分に刺して、そのロープを海の中に吊るす養殖方法です。
この「耳吊り」の作業体験や冬場の成長したホタテの水揚げの作業体験ができ、ホタテももらえるという、体験型がメインの「ホタテオーナー制度」という企画も2017年からはじめました。(2020年は新型コロナウイルスの影響で中止)

豊浦町は、ホタテが全漁獲量の8割を占めていますが、その他にサケ、カレイ、カニ、ウニなども水揚げされています。そして、ホタテと並んでイチゴと豚肉が町の三大特産品となっています。

ホタテの養殖方法「耳吊り」
ホタテの養殖方法「耳吊り」

ホタテに加え、イチゴと豚肉も特産品なんですね。

堀 克吉さん
商標登録もされている「豊浦いちご」は、「宝交早生」「けんたろう」「とちおとめ」などの品種を主力とする、豊浦のイチゴのブランド名です。6月ごろになると、豊浦町内を横断する国道37号線の道路沿いにはイチゴを販売する露店が並び、多くの観光客がイチゴを買いに訪れます。

豊浦いちご
豊浦いちご

豚肉ですが、「SPF豚」という文字を、スーパーなどの小売店で目にしたことはありませんか?SPFとは「Specific-Pathogen-Free(スペシフィックパソージェンフリー)」の略字で、豚の健康に悪影響を与える指定された特定の病気が存在しない豚のことをいいます。実は道内産のSPF豚の4分の1は豊浦町産のものです。そして豊浦町のSPF豚は、安心・安全はもちろん、あっさりと旨みのある脂肪が調和し、ジューシーで肉質がきめ細かい、柔らかな食感のおいしい豚肉なんです。

豊浦産SPF豚
豊浦産SPF豚

昨年は新型コロナウイルスの影響で、各地でイベントが中止になってしまいました。豊浦町ではどうでしたか?

田中 博子さん
豊浦町も同様です。昨年のイベントはすべて中止になってしまいましたし、毎年3月に行われる「まるごと豊浦北の収穫祭」というイベントは、2021年3月の開催も中止が決定となりました。
6月初旬の「いちご豚肉まつり」と、10月初旬の「豊浦漁港豊浦まつり」に関しても、今年の開催がどうなるのか気がかりではあります。

それぞれどのようなイベントなのですか?

田中 博子さん
「まるごと豊浦北の収穫祭」は、ホタテを中心に冬の味覚が楽しめます。「世界ホタテ釣り選手権」という、ホタテを釣る大会も開催されます。L字フックをつけたひもを釣り竿につけて、パクパクしているホタテの貝の間に入れて釣ります。とっても楽しいですし、たいへん盛り上がります。大会へは事前にエントリーが必要なので、当日の参加はできませんが「ホタテの釣り堀コーナー」で、ちょっとしたホタテ釣りの体験ができます。また、活ホタテの即売会やホタテ焼き、その他の冬のグルメも楽しめます。

まるごと豊浦北の収穫祭 世界ホタテ釣り選手権
まるごと豊浦北の収穫祭
世界ホタテ釣り選手権

「いちご豚肉まつり」は、豊浦海浜公園キャンプ場で開催される、豊浦いちごと豚肉を堪能するイベントです。キャンプ場の芝生では200円でコンロの貸出しも行っています。町内の飲食店も出店しますし、その他の特産品の販売も行われます。

「豊浦漁港豊漁まつり」は、秋が旬の海の味覚のイベントです。「サケのつかみ取り」の他、サケのチャンチャン焼きや浜鍋などが味わえます。どのイベントも豊浦町の自慢の食材を堪能できるものなので、開催が決定した際には、たくさんの方にお越しいただきたいです。

豊浦漁港豊漁まつり サケのつかみ取り
豊浦漁港豊漁まつり サケのつかみ取り

※上記イベント、日帰りツアー、ホタテオーナー制度等、新型コロナウイルスの影響で実施が確定されておりません。
「噴火湾とようら観光協会ホームページ」よりご確認ください。

ホタテ釣り、楽しそうですね。残念ながら今年3月のイベントは中止が決定してしまったようですが、再開された時にはぜひ行ってみたいと思いました。
次回は、インディアン水車公園で取材をしてきたお話です。どうぞお楽しみに。

※掲載情報は2021年2月3日時点のものです。

企画:ドーモニ 事務局

「ドーモニ」は株式会社エルアイズが運営する北海道のモニターサイト。
ドーモニに登録すると、飲食店の覆面調査や化粧品の試用モニター、アンケートの回答、グループインタビューの参加者の募集などが届きます。
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