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くらしに役立つコラムのアイコン「災害が起きたあとの行動」

緊急特別企画 今、改めて防災について考える vol.4

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9月6日未明に発生した北海道胆振地方中東部を震源とする最大震度7の地震は、北海道に大きな被害をもたらしました。
このような災害に備えて、私達はどのようなことに気をつければよいか、地震前に行なった「防災について専門家に聞きたいこと」のアンケートを基に、公益財団法人札幌市防災協会の細川さんにお話しを伺いましたので、3回にわたって掲載いたします。
「緊急特別企画 今、改めて防災について考える」の最後となる今回は「災害が起きたあとの行動」についてお聞きしました。

Q:地震時での避難方法で、やはり揺れが収まるまでは、外に出ない方がよいのか、一番安全な避難行動はどうするとよいのかを知りたいです。

震度6レベルの揺れになるとはっきり言ってあまり動けないというのが本当のところです。逆に強い揺れの中で無理に動こうとすると転んで頭をぶつけたりします。タンスなどが倒れてきますし、窓ガラスも割れて飛んできます。ですから揺れている間はとにかく身を守ります。高層マンションの場合は、地面がゆっくり動く長周期地震動により建物が大きく揺れ続け、部屋の中の物がすべりだし危険な状況になります。可能であれば揺れはじめの段階で廊下に出たほうが安全です。揺れが収まった後、火災が迫っている場合は近くの公園や学校のグラウンドなどに一時避難し、身を守ります。

Q:地震の際、まちの中心部(外を歩いている際)にいる時に、避難する最適の場所はどこでしょうか?

建物のそばは危険です。ビルの外壁、看板、窓ガラスが割れて落ちてきますので建物から離れます。離れるといっても車道に飛び出すのは当然危険です。建物が頑丈そうであれば逆に建物の中に入ってしまった方が安全です。

Q:災害時に慌てずにできる安全な行動や、やってはいけない行動などを教えてください。

先ほど揺れている最中はとにかく身を守るとお話しましたが、特に頭を守ります。クッション、バッグ、雑誌、なんでもいいですからそばにあるもので頭を保護します。できれば窓から離れ、頑丈なテーブルがあればその下にもぐるというのも有効です。
やってはいけないことですが、無理にコンロの火を消しに行かないことです。鍋が飛んできたり、やけどの危険があります。強い揺れのときは、揺れがおさまってから火の元を確認してください。コンロの安全装置が働き火が消えていることがありますが、そのときもコックを閉止し、念のため元栓も閉め、電気が復旧した際にアイロンやストーブなどの家電から発火することもありますので、避難する際はブレーカーも忘れず落としてください。

Q:災害発生時に自家用車での避難は危険なのでしょうか?また車中泊の注意点が知りたいです。

災害後の車での移動は、道路の液状化や陥没、落橋などがありますので十分な注意が必要です。車中泊避難をする場合は、エコノミークラス症候群と排ガス中毒に注意が必要です。エコノミークラス症候群を予防するためには、車の中で長時間同じ姿勢をとらない、運動をする、水分をしっかりとるなどが必要です。

Q:津波が怖いのですが・・・

1993(平成5)年の北海道南西沖地震の時は奥尻に3分で津波がきました。大津波警報が出る前です。ですから海岸線で揺れを感じたら津波警報が出る出ないに関わらず、すぐに高台に避難してください。

次に「避難生活」についてお尋ねしました。

Q:避難中の子どもの心のケアについてどんなことに気を付ければいいのか教えてください。

最近は子どもの相手をしてくれるボランティアさんや保健師さんなどが避難所に来られることも多いようです。なにか気になることがあれば相談ができると思います。また、子どもを一人にしないことが一番大切だと思いますが、避難所から仕事に行かなくてはいけないケースもあるかと思います。同じように避難されたご近所の方などと協力しあって子どもをケアするようにしたいですね。

Q:避難所にペットは連れて行けないと聞いたのですが、ペットを連れて行ける場所はないのでしょうか。避難所の外にテントを張って、ケージに入れていれば大丈夫でしょうか?

原則として盲導犬以外、動物を避難所に入れることはできません。なお、市町村によりますが防災計画や避難所運営マニュアルなどでペットの避難について定めているところもありますのでご確認していただければと思います。

Q:衛生面での避難所での工夫はありますか?

どうしてもお風呂やシャワーの機会が少なくなりますので、ウェットティッシュなどで体を拭くことをオススメします。非常持出袋にはウェットティッシュと着替え(特に下着)を多めに入れておきましょう。

最後に細川さんから「どこかで災害があるとそのときは『やっぱり備えよう』と思う方は多いのですが、また時が経つと他人事になってしまう、自分のところでは起きないという正常性バイアスに陥ってしまいます。いつもはテレビ、新聞で見聞きしている災害ですが、次は自分ところで起きるとしっかり想定し備えをしていただきたいと思います。まずは備蓄から始めてみてはいかがでしょうか」とメッセージをいただきました。できることから着実に行動しましょう!

【公益財団法人 札幌市防災協会】
HP:http://www.119.or.jp/


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企画:主婦ラボ事務局

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